扇  マラルメ夫人の
言葉のためであるようにときたら
天に対するひと扇ぎだけ
未来の詩句がそれ自身を解放する
とても大事なその住まいから

翼を下げたままの使者
その扇がもしそれならば
君の後ろのそれによって
その同じ物としてのある清澄な鏡は

輝いた( そこでまた落ちるであろうものは
それぞれ粒になって追い回される
目に見えないほんの少しの灰
私を悲しくする唯一のもの )

いつもそうしてそれは現れてほしい
あなたの両手の間に怠りなく