昨日(※)の有料会員向け
ZOOM公開セッションで、
こんな質問をいただきました。
(※元記事は2020年7月31日)
ここで言う昨日とは
2020年7月30日のことです。
「頭で考えていることと、
心で感じていることの差は
どのようなところで
識別することができますか?
快を集めているのですが、
頭で考えた快が多く、
本当に心から感じた快が
少ないような気がします。
心から感じた快を、
もっと分かるようになるコツがあれば
教えてください」
もちろん公開セッションでも、
こちらの質問にお答えしたのですが、
そこでお話したことを、
文章でもちょっと書いてみます。
この方の質問自体は、
「コツがあれば教えてください」
という部分なのですが
そこは重要ではありません。
この質問の中で大事な部分は、
>快を集めているのですが、
頭で考えた快が多く、
>本当に心から感じた快が
少ないような気がします。
というところです。
特に下線部と太字部分です。
この方がほんとうに頭で考えていることと、
心で感じていることの区別が
ついていないのなら、
>快を集めているのですが、
>頭で考えた快と心で感じている快の
>区別がつきません。
>どうすれば区別がつきますか?
と質問するはずです。
でもそうは書いていません。
今の時点ですでに、
頭で考えた快が多い、
心で感じた快が少ない、
という《気がしている》のです。
つまり《そう感じ始めている》
ということです。
「なぜそんな《気がしている》んですか?」
と質問したところで、本人は、
「なんだかそんな気がするんです」
としか答えられないと思います。
「そう感じている」ということは、
今の時点で、
頭で考えたことと
心で感じていることの違いを、
既に《感じ始めている》ということです。
そうなったのは、これまでにもこの方が、
小さな快を自分なりに
試行錯誤しながらも集めてきたからです。
だからその違いに気が付き始めたのです。
もし今まで集めてこなければ、
この先も一生その違いに気がつくことは
無かったはずです。
なんとなくそんな気がする、というのは
とても大切なサインです。
それは「この方向で間違っていないよ」
というサインです。
「あともう少しでちゃんと
違いが分かるようになるよ」
というサインです。
このまま続けていけば、
まもなく、頭で考えた快と
心で感じた快の区別が、
ハッキリとつくようになるはずです。
美味しい、嬉しい、楽しい、
とあなたが感じた時、
あなたの心は必ず反応しています。
それがあなたが感じた快です。
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