1104 目標は《明確にするもの》ではなく、《明確になっていくもの》です。 | alain-pのブログ

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よく「目標を明確にしよう」と言われます。

 

「目標が達成できないのは、

ちゃんと明確にしていなからだ」

とも言われます。

 

でも、目標が明確じゃないのは、

あなたが、≪明確にしていないから≫

ではありません。

 

 

目標が明確じゃないのは、

あなたが明確にしていないのではなく、

まだ明確に、なっていないだけなのです。

 

目標は≪明確にするもの≫ではなく、

≪明確になっていくもの≫です。

 

 

あなたの目標が明確になっていないのは、

あなたがどこへ行きたいのか、

あなたの心がどこへ

生きたがっているのか、

まだハッキリしていないから、です。

 

 

あなたの心がどこへ行きたがっているかが、

まだハッキリしていないのは、

あなたの好みの生き方、つまり

≪あなたの生き方の好み≫が、

まだハッキリしていないからです。

 

 

あなたの好みがまだハッキリしていないときに、

それをセミナーや演習で頭で考えても、

そこで好みがハッキリすることはありません。

 

 

生き方に限らず、あなたの好みは、

あなたがいつのまにか≪出会った≫もの。

 

今まで好きになったものや、

趣味などを考えれば分かるはずです。

 

けっして頭で考えて探し出したわけでは

ないはずです。

 

セミナーに参加したり、本を読んだりして、

頭でいくら考えても、

好きな食べ物は見つかるはずがありません。

 

 

あなたの好きな食べ物は、

あなたが過去にそれを食べて、

「美味しい!」と感じたからです。

 

味覚を通して≪快≫や≪幸せ≫を

感じたからです。

 

さらに言えば、その美味しいと感じたことを

忘れずにちゃんと覚えていたからです。

 

 

そして、ちゃんと覚えていられるのは、

≪美味しい≫ということに、

あなたの興味と感心と

情熱があるからです。

 

 

お気に入りのお店があるのは、

そのお店で食べたときに

「美味しかったー!!」と感じたこと

ちゃんと覚えているからです。

 

だから行きたいお店が

≪明確になっていく≫のです。

 

 

好きな食べ物や、美味しい料理や

お気に入りのお店を見つけたければ、

いろんなものを食べに行くしかありません。

 

あなたがいつ「美味しい」と感じるのかを、

自分で見つけるしかないのです。

 

 

ちなみに、このときに、

「好きな食べ物を見つけるためには、

いろんなものを食べに行くしかない」

と思っていくのか、

「美味しいものが大好きだから、

いろんなものを食べに行きたい」

と思って探しに行くのかでは、

そもそも最初のスタートラインが違います。

 

今日の本題とは少しずれて

長くなってしまうので、

この部分のしくみについては

あまり詳しく触れません。

 

 

話を戻します。

 

ところで、好きな食べ物がない、

美味しいと感じた料理がない、

行きたいお店がわからない、

ということを

問題にしたり、悩んだりする人は

あまりいません。

 

現実的に考えれば、それは、

「食べ物にはあまり興味がない」

というだけだと思います。

 

 

そういう人は、

行きたいお店が明確になっていないことを、

特に問題だとは考えず、

そこに悩んだりもしません。

 

つまり、目標が明確になっていないことを

問題視して悩んでしまうのは、

目標が明確になっていないことを、

「よくないこと」「解決すべきこと」

だと思っているから、

思わされているからです。

 

 

もしも、

「好きな食べ物や

行きたいお店がないのは問題だ」

というのが世間の一般常識で、

あなたに好きな食べ物や

行きたいお店がなかったら、

あなたはきっと、

「行きたいお店がないんです…」

という悩みを抱えて、

セミナーに行くことになるでしょう。

 

でも、そんなことで悩む人はいません。

なぜなら、好きな食べ物なんて、

あってもなくても、

どちらでも構わない、ということが

ちゃんと分かっているからです。

 

そこに良し悪しや正誤を

持ち込んでいないからです。

 

 

食べ物に関心がある人には、

好きな食べ物や行きたいお店や

お気に入りのお店があり、

食べ物にそこまで関心がない人は、

そんなものはない。

 

そういうものだということが、

ちゃんと分かっているからです。

 

 

だとすれば、目標や夢も同じことです。

 

そんなものはほんとうはあってもなくても、

どちらでも構わないのです。

 

夢や目標ややりたいことがない、

ということが問題なのではなく、

それがないことを「よくない」と

ジャッジしてしまう感覚が

問題や悩みを発生させています。

 

 

もしもあなたが、

「夢とか目標とかあったらいいなぁ」

「やりたいことに夢中になりたいなぁ」

と思うのなら、

あなたが美味しいと感じる食べものを、

探しにいくように、

あなたの興味と感心と情熱が

どこにあるのかを探しに行くしか、

方法はありません。

 

 

好きな食べ物や好きなお店がある、

ということは、

どこへ行けば自分が、

味覚を通して幸せになれるのか、

を知っているということです。

 

 

夢や目標が明確になっていないのは、

ただ単に、好きな食べ物や行きたいお店が

まだ見つかっていないから、というのと

心のしくみは同じことなのです。

 

 

あなたがもし、

「目標とかあればいいなぁ」

「やりたいことを探したいな」

「夢があったほうがたのしそうだな」

と思うのなら、

その解決方法はセミナーで

演習をすることや

本を読むことではなく、

どんなものがいつ自分を

幸せにしているのか、という

≪あなたの心の好み≫を

これから少しずつ集めていく以外に

方法はありません。