ワクワクで行こう♪は心の方程式です。
心の方程式という原則をお話しています。
原則、ということは例外はありません。
「こうなっています」ということを
お話しています。
「こう考えてみましょう」ではありません。
なにかを提案しているわけではないのです。
揺るがない原則をお伝えしています。
だから、もしも、
ワクワクで行こう♪の内容を、
「ワクワクで行こう♪は
快と不快をたいせつにしています」とか
「ワクワクで行こう♪は
感情をたいせつにしています」とか
「正しいか間違っているか、ではなく
好きか嫌いかで判断してみましょう」
と理解しているとしたら、
いちばんたいせつな最初のボタンを
掛け違えています。
「こちらの考え方ではなく、
こう考えてみましょう」という話ではなく、
「私たちの心のしくみは
こうなっています」
という話をお伝えしています。
心が動いたとき、
心の針が振れたとき、
わたしたちはなにかの≪感情≫を感じます。
感情、とは心が動いた、ということです。
心が動くのは≪快≫か≪不快≫か
どちらかの方向です。
美味しいとか綺麗とか、
嬉しいとか楽しいとか、
悲しいとか辛いとか、
気持ちいいとか可愛いいとか。
そういうものが感情です。
その気持ちを感じたとき、
あなたの心は動いています。
感情が動いたとき、
あなたの心には≪なにか≫が
伝わっています。
そのなにかは≪なんらかのイメージ≫です。
イメージに感情がともなうと、
あなたの潜在意識に伝わります。
だから、潜在意識に伝わるイメージは、
あなたの感情によって
伝えられたものだけです。
そして、感情には大きく分けて
≪快≫と≪不快≫という
二種類しかありません。
正しいか正しくないか、というメッセージは
あなたの左脳では理解できても、
潜在意識には伝わらないのです。
だから、あなたの心に届くのは、
≪快≫か≪不快≫か、
というメッセージだけです。
「正しいか間違っているか、
という判断をやめて、
快か不快かで判断しましょう」ではなく、
私たちの心は快か不快か、
というどちらかでしか、
あなたからのメッセージを
受け取っていないのです。
あなたがどんなに頭で、
正しいか間違っているかを考えても、
わたしたちの心がそれを
受け取ることはありません。
そして、あなたの心が動かなければ、
あなたの身体も動くことはありません。
だから、あなたがいくら頭で、
「いや、好き嫌いじゃなく、
正しいからこそこれを選んだのだ」
「間違っていないほうを選んだのだ」
と思っていたとしても、
じつは心の中では、
つねにあなたは
≪自分が幸せになれるほう≫を
選んでいます。
今までも、
そしてこれからもずっと。
もちろんあなたにそんな自覚は
ないかもしれません。
ちっとも幸せなほうを
選んでいないような
気がしているかもしれません。
正しいからこそ選んできたつもり
かもしれません。
でも。
あなたが頭で納得できなくても、
そうだとは思えなくても、
あなたの潜在意識の中では、
あなたはつねに、
≪あなたがより快適でいられるほう≫
を選んできたのです。
どんなに嫌いな会社でも、
遅刻しないように家を出るのは、
遅刻をすると≪より不快なあなた≫
になってしまうからです。
どんなにあなたが
「自分の選択は間違っていない」
と思っているとしても、
あなたは正しいからそれを
選んだわけではありません。
その選択をすることで、
≪あなたにとって都合のいいこと≫が
必ずあったはずです。
あなたにとって、たとえそれが、
どんなに気に入らない選択であったとしても
どれほど嫌々選んだつもりであったとしても
人に言われたらから、しかたがなく
選んだことであったとしても、
そこには必ず、
≪より不快になる自分を避けるために、
快適なほうを選んだあなた≫
がいたはずなのです。
ワクワクで行こう♪が
快や不快や好き嫌いを
たいせつにしているのではありません。
あなたの心が
それをたいせつにしているのです。
ワクワクで行こう♪が
感情をたいせつにしているのではありません。
あなたの心が感情でしか動いていないのです。
正しいか間違っているのか
という判断ではなく、
快か不快か、好きか嫌いか、で判断しましょう、
という話ではなく、
今までだって、あなたはずっと
≪快≫か≪不快≫かという選択肢のみで、
すべての判断をして、
≪より快適な自分≫になれそうなほうを
選んできただけなのです。