1055 ④潜在意識はたとえて言うなら車のエンジンです。 | alain-pのブログ

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ここ3日ほど連続で

潜在意識について書いています。

 

潜在意識は目にも見えず、

機械で測定することもできないので、

いくらでも怪しい話にすることができます。

 

 

そのためになにか得体のしれない、

なんだかよく分からないものだと

思ってしまいがちです。

 

それでも潜在意識は≪あなたの一部≫

であることに変わりはないのです。

 

 

潜在意識はたとえて言うなら

車のエンジンです。

 

あなたを強力に後押しし、

あなたが適切にその意思を伝えさえすれば、

あなたを好きなところへ

連れて行ってくれます。

 

もちろん、エンジンが勝手に、

あなたをどこかへ

連れて行くわけではありません。

 

その、潜在意識というエンジンに、

いろいろと指示を出しているのは、

なによりもあなた自身なのです。

 

 

潜在意識はエンジンと同じように、

そこに直接触ることはできません。

 

また、休みなく働いているからこそ、

エンジンと同じように、

その内部を見ることもできません。

 

 

ピストンの動きを

≪あなたが直接≫手で触って

早めたり緩めたりすることは

できないけれど、

アクセルを踏むことで、ガソリンを供給し、

エンジンの回転数を上げて、

スピードをアップすることができます。

 

 

エンジンの構造は分からなくても、

アクセルを踏めばエンジンの回転数が上がり

スピードが上がって、

目的地に早くたどり着ける、

ということをあなたは知っています。

 

 

あなたがどこかでエンジンの構造や、

性能の引き出しかたを学んで、

力ずくで直接エンジンの性能を

引き出しているのではなく、

適切なタイミングで

アクセルを踏むからこそ、

エンジンはその性能を引き出されるのです。

 

 

車を速く走らせるコツは、

あなた自身が

エンジンの構造に詳しくなったり、

そこをいじろうとしたり、

「速く走れ!」と願うことではなく、

ただ、アクセルを踏めばいいだけです。

 

 

もちろん、

エンジンの構造を知らないよりも、

より詳しくなったほうが、

よりいっそうエンジンの性能を

引き出すことができるでしょう。

 

でもそれはまずはアクセルを踏んで、

ハンドルを適切に切ってから、です。

 

運転技術を磨かずに、

エンジンの構造だけに詳しくなっても、

車を速く走らせることはできません。

 

 

そして、同じように、

あなた自身が今、

ハンドルをどちらに切っているのか。

 

それが分からなければ、

車はあなたの思う方向には進みません。

 

 

ましてや、ハンドルを握っているのか、

握っていないのか、すら分からなければ、

車はどこへ向かうかもわからず、

あちこちぶつかってしまいます。

 

 

ハンドルをどのくらいの角度で、

どんな速さでどう切れば、

あなたの進みたいほうへ曲がっていくのか。

 

どのくらいアクセルを踏めば、

一番性能を引き出すことができるのか。

 

エンジンの構造を学ぶことよりも、

それを知ることのほうが、まず先決です。

 

 

あなたのエンジンが働いていないのではなく

あなたのエンジンがほかの人と比べて

劣っているのでもなく、

あなたのアクセルの踏み方とハンドル操作が、

あなたの意志とちぐはぐなだけなのです。

 

 

あなたが潜在意識に伝えているメッセージは

どのくらいアクセルを踏んで、

どの方向に、

どのくらいハンドルを切っているのか、

あなたはちゃんと把握できていますか?