0932 今のあなたが出来るか出来ないか、ではなく、あなたはどうなりたいのか。 | alain-pのブログ

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昨日の記事とも関連があるのですが、

別の切り口からの話を書いてみます。

昨日の記事はこちらから。

0931 「みんな違ってみんないい」なぜ、わざわざそんなことを言うんだろう。

 

 

ある経営者の方との中で出た話です。

先日その方が≪発達障害≫について、

ある権威の方(大学教授だったらしいです)

の講演を聞きに行ったそうですが、

その中で、

「発達障害の方は『やらなきゃ!』などの

MUSTやルールが多いので、

これが本人を苦しめている原因です。

まずはこれを少しずつ減らしていきましょう」

というようなお話が出てきたそうです。

 

 

でも、そんなことが本人を苦しめている

本当の原因ではないと思います。

 

そもそも、

 

・なぜMUSTやルールが

多くなってしまったのか。

 

・なぜそのルールを「守らなきゃ」

と思ってしまうのか。

 

・どんな理由が

それを増やしてしまったのか。

 

・他の人はなぜ、そこまで増えないのか。

 

そこを研究することこそが、

ほんとうの原因の解明に

つながると思うのです。

 

 

守るべきルールが多い、ということは、

おそらく「人と同じことが出来なきゃ!」

という思いが強すぎて、

それが多くのMUSTを発生させている

原因だと思います。

 

 

「人と同じでなければいけない」

「人が出来ることは、

自分も出来なきゃいけない」

「人と違うことはダメなんだ」

という思いが強すぎると、

同じことが出来ない、ということが

悩みになってしまいます。

 

そうするとますます

「(同じことを)やらなきゃ!」

というMUSTが多くなってしまいます。

 

だからこそ、人と同じことが

≪出来るか、出来ないか≫で

悩んでしまうのです。

 

 

つまり「やらなきゃ!」

「出来なきゃ!」というルールが多いのは

「人と同じことが出来なきゃいけない」

という思い込みがあるからです。

 

 

≪人と同じことが出来ない≫というのは、

ただの≪状態≫です。

 

もちろん、これを出来ないことの言い訳や

正当化に使ってしまっては本末転倒ですが、

出来ない、という状態そのものに

良いも悪いもありません。

ただ、出来ない、というだけです。

 

同じでなければいけない、ダメだ、

ということはないし、

同じでなくても≪良い≫ということでも

ありません。

 

良いか悪いかの問題ではなく、

それが今の状態だ、ということです。

 

 

そこから本人がどうしたいのか、

どうなりたいのか。

 

それを考えて、その自分になるためには

どうすれば近づけるのか。

 

100mを9秒台で走れないことに悩むのは、

もっと速く走る自分になりたい人だけです。

 

あなたがなりたい、と

望んでいるもの以外のことが出来なくても、

本来はそこは悩むところでも

何でもないはずです。

 

 

なりたい自分になるためにもっと

≪努力をしてみたい≫のか

あるいは、

ほかの出来ることに≪集中したい≫のか。

 

そこも含めて、すべての未来は、

現在の状態ではなく、

≪どこへ行きたいのか≫という

あなたのWANTSにかかっているのです。