舞台「漆黒天」
梅田芸術劇場シアタードラマシティ
2022/9/4(日)最終日公演
※別SNSより過去記事を移行しております
漆黒天、完走おめでとうございます!
ようござんす、ってなもんで😌こんなにも張り詰めて通い詰めた作品はなかったなぁと振り返って思います。感染状況拡大、物語の内容、そして荒木さん節目の年の主演作…色んな想いが交差して。
でも、昨日より今日、今日より明日。その日の糧を必ず次に生かす役者さんたちのお芝居に魅了されて、毎公演前回を上回る胸のざわざわに、演劇最高!って昂って毎日を過ごさせて頂きました。驚くくらい毎回、です。
役者の皆さまがお話ししてくださった、マチネ後配信コメントを見て物凄く納得したんです。心底お芝居好きな役者馬鹿(尊敬を込めて)の方々が集まってモノづくりが出来るってことが楽しいのだろうな〜と。公演後、あんなにリラックスして満ち足りてコメントしている荒木さん、初めて見た気がします☺️新規が何を言うですが(笑)
この「漆黒天」という物語は、全てが「対」になっているお話しなんですよね。だから実は物語の結末も対になって複数のルートがある、と思っています。それに矛盾が生じない熱量で繰り広げられる生のお芝居。それはそれは繊細に練り上げられてきた一人一人の役が、生きて、絡み合う人間模様が見れるからこそ、その結末にたどり着ける。
最終日はその「対」をマチソワで、しかも全員がギアを3段階ぐらい上げてきたのでもう凄くて凄くて😭✨今までの良いとこ取り、分かりやすくしてくれていて、濃く、深く、そして仄暗く滲んでいる。
こんなにグッと入り込む物語で、ものすごい熱量で繰り広げられているのに、演じている皆さんはどこかで常に俯瞰して調和を取っていることに気づいて、役者ってお仕事の凄さを実感しました。
東京公演の時はどのキャラクターも好き!でしたが、今はどの役者さんも好き!になりました。
同じ脚本で、幾重にも枝葉が別れる不思議な演劇「漆黒天」。人生のようだなぁとも、人を形成するなにかのようでもあったなぁと感じています。
本当に本当に面白かったです。
ストーリーの分岐をマチソワで書き出してみて思ったのは、大阪最終日はとても分かりやすく正史と亜史を「対」で見せてくださったのかもしれない、という事。自分なりに消化できた気がする…たぶん。
マチネ)自己認識があやふやであると、心の陰に飲み込まれれてしまうこともある
ソワレ)人格者であっても、人を変えてしまうほどの因果に飲み込まれてしまうこともある
どちらも誰にでもあること。
様々な漆黒天があった中の2公演。
毎回それを見ているのは観客という「漆黒の天」。
どれも沢山考えて想うところがありました。
そして頭で理解してみて改めて、会場で見た景色、音、照明、空気…。生の舞台観劇に勝るものなんてないなぁと。今更ですが(笑)
役者さんたちの生きてる呼吸、表情、お芝居が重なり合って、瑞々しく情緒溢れる生き様になる。ストーリーを頭で理解する事より、その生き様を見て自分の心が動くその瞬間が大切だし、好きだなぁと。
9/1アフトで、荒木さんと小島さんは役作りの話しはほぼしてないと仰ってたから、今日はこの双子だよって伝えていた訳じゃないと思うのですよね。勝手な妄想ですが。だけれど、其々が其々のキャラクターを突き詰めてるから、舞台上の役者さん同士のお芝居のぶつかり合いで、その公演ごとに分岐や未来が変わってゆく。
9/2アフトで梅津さんも「病床にお見舞いに来てくれるシーンで、毎日陽之介の不安の理由が違う。それに対する蔵近も想っている親密さによって違ってくるので演ってて面白い」と仰っていた。
「このカンパニーって、示し合わせてる訳じゃないのに、舞台上で顔を見ると目が合う」って荒木さんの言葉に、みんなうんうんと頷かれていた。
本当にその日その日しか観れないものだったのだなぁと。そしてそれが映画に繋がることで、見えていない物語をまた妄想して楽しむことが出来る。あぁ贅沢!
マチネ)自己認識があやふやであると、心の陰に飲み込まれれてしまうこともある
ソワレ)人格者であっても、人を変えてしまうほどの因果に飲み込まれてしまうこともある
どちらも誰にでもあること。
様々な漆黒天があった中の2公演。
毎回それを見ているのは観客という「漆黒の天」。
どれも沢山考えて想うところがありました。
そして頭で理解してみて改めて、会場で見た景色、音、照明、空気…。生の舞台観劇に勝るものなんてないなぁと。今更ですが(笑)
役者さんたちの生きてる呼吸、表情、お芝居が重なり合って、瑞々しく情緒溢れる生き様になる。ストーリーを頭で理解する事より、その生き様を見て自分の心が動くその瞬間が大切だし、好きだなぁと。
9/1アフトで、荒木さんと小島さんは役作りの話しはほぼしてないと仰ってたから、今日はこの双子だよって伝えていた訳じゃないと思うのですよね。勝手な妄想ですが。だけれど、其々が其々のキャラクターを突き詰めてるから、舞台上の役者さん同士のお芝居のぶつかり合いで、その公演ごとに分岐や未来が変わってゆく。
9/2アフトで梅津さんも「病床にお見舞いに来てくれるシーンで、毎日陽之介の不安の理由が違う。それに対する蔵近も想っている親密さによって違ってくるので演ってて面白い」と仰っていた。
「このカンパニーって、示し合わせてる訳じゃないのに、舞台上で顔を見ると目が合う」って荒木さんの言葉に、みんなうんうんと頷かれていた。
本当にその日その日しか観れないものだったのだなぁと。そしてそれが映画に繋がることで、見えていない物語をまた妄想して楽しむことが出来る。あぁ贅沢!
幸せだったなぁ。
本当に本当におつかれさまでした。
ありがとうございました!
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