5-アミノレブリン酸と血糖値の関係

広島大学の研究グループによりALAと血糖値の関係を調べた
臨床研究が、アメリカの科学誌「Nutrition」で発表されました。

発表によると、この研究では糖尿病予備群患者154名を対象に、

5-アミノレブリン酸（5-ALA）とクエン酸第一鉄ナトリウム（SFC）を
12週間に渡って糖代謝に関わる指標を想定したところプラセボ群と
比較して高用量の5-ALAとSFCの組み合わせを摂取したグループでは、

有意に血糖値が低下していました。

これらの結果から、広島大学の研究者たちは「5-ALAと鉄の

組み合わせは糖尿病リスクの高い人々が糖尿病発症を予防する

新たな戦略となりうる」と結論づけています。

引用：

平成19年の国民健康・栄養調査（厚生労働省）によると「糖尿病が

強く疑われる人」の890万人と「糖尿病の可能性を否定できない人」の

1,320万人を合わせると全国に2,210万人糖尿病の人がいると

推定されています。

これは毎年増えており、約５人に一人の人が糖尿病の可能性が

あるようです。

様々な分野で注目されている5-アミノレブリン酸ですが、血糖値との

関係がさらに詳しく解明されればインスリンを摂取しなければならない
糖尿病の方々には大きな朗報になりますね。