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小田原のアラベラです。
先週末、佐渡金山が世界文化遺産に登録の
運びとなりました。
この物件は、なかなかすんなりと登録という
状況ではありませんでした。
いろいろと紆余曲折を経ての登録となりました。
登録の推薦内容に関しても多少の<注文>が
付けられました。
若干の手直しなどの対応を経て、やっと登録が
見えてきたにもかかわらず、佐渡金山が以前
朝鮮人が強制労働をさせられた場所という
こともあり、韓国がいろいろ言ってきて、
世界遺産委員会の審議の直前までバタバタ
していました。
この直前の時点で、上川外相がラオスで
韓国側と最終的な話し合いを行うなど、
世界遺産登録を目指す自治体はかなり心配を
していたと思います。
直前で、何とか韓国が、世界遺産登録を認める
との方向に向かったことで何とか先週末に
登録へと決まりました。
正直韓国の言い分は、私個人的には単なる
<いちゃもん>というレベルとしか思えません。
世界中で世界遺産登録を目指している
わけですが、過去の強制労働させられた
場所だからと言って、世界遺産登録を
目指している相手国に<いちゃもん>を
付けるような国は、韓国以外にはほとんど
見受けられません。
韓国が何と言おうが、公正に世界遺産の価値が
評価され、登録に値すると世界遺産委員会で
審議されたら、世界遺産登録されるべきです。
なぜなら、世界遺産登録は、保有国からの
自薦から始まるもので、他の国からの
意見は関係ないからです。
この登録が審議される世界遺産委員会は、
毎年21か国の議決権を持つ代表により
決定されること、そして基本的にはこの
21か国の<満場一致>を持って
登録されるのが慣例となっています。
そして、今回は運が悪い?ことに、この議決権を
持つ21か国の中に韓国が入っていたことが
ぎりぎりまでドタバタした要因でした。
韓国が反対すれば満場一致とはいかなくなります。
ですから、今年の委員の中に韓国がなければ、
こんなにバタバタしなくてももう少しすんなり
登録にこぎつけたのではないかと思います。
言いたくはないけれど、韓国はいつまで
過去の日本の過ちに対して、ねちねちと、
延々と文句を言ってくる気なのでしょうか。
日本も反省することはありますが、
新しい未来に向かって進んでいこうとしている
若者たちもたくさんいるのに、結局最終的には
国が過去の事例を蒸し返しては、前進することに
ブレーキをかけてしまいます。
若者たちをはじめとして、民間レベルでは
かなりの文化交流や旅行などが活発になって
来ていますが、やはり国レベルでは<日本>を
許す気はないのでしょう。
世界遺産登録はユネスコの事業の一つですが、
元々は<世界平和>のために行われている
事業だということを改めて確認して
おきたいと思います。