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小田原のアラベラです。
今週月曜日(8日)の真夜中にNHKで放送された
番組<ドキュメント20min>のテーマは、
「わたし、【終活】しています。」というものでした。
私も仲間と終活の関連活動をやっているので、
興味がありました。
番組で取り上げていたのは、<終活>と
言っても、私のようなシニア世代の話ではなく、
20代、30代という若い世代の人がもう
始めているという<終活>でした。
若い人がやっている<終活>とはどんなこと
なのかととても気になりました。
ある30代の女性は、二十歳の時に50歳の
母親を亡くしたり、その後コロナがあったりして、
若い人でも感染して亡くなる人もいたのを見て
<死>をリアルに感じたといいます。
その女性は一人暮らしをしているようですが、
部屋はきちんと片付いていて、持っている
モノや洋服もかなり少なく、毎日のように
<断捨離>をしているそう。
もう<エンディングノート>も書いてありました。
<ミニマリスト>に近い生活をしていました。
また20代前半の休職中の男性も終活をしている
そうで、自分の「葬式のための音楽」を考えて
決めているとのこと。
自分の葬式で流す音楽のプレイリストを作り、
毎月見直して、曲を消去したり追加したり
しているらしいです。
就職活動(就活)に苦労している時期に、
いろいろなことを考えたという。
就職の面接で、本当の自分とは違うが、
受かるために有利なことを言う人が多いことに
疑問を感じたらしく、<就活>も<終活>も
自分の将来のことを自分自身で決めるという
ことは共通点だと気づき、就活とあわせて
終活も始めたそうです。
若い人の考えに妙に納得してしまいました。
今の世の中情報があり過ぎて、周りに
流されたり、本来の自分の考えを見失うことも
多いのではないでしょうか?
番組で強調していたのは、若者たちがなぜ今
終活を始めるのか?
その理由は、
<自分の人生の終わり方は自分で決めたい。>
と考えるからだそうです。
取り上げられていた若者たちは、それぞれ皆、
自分の終活をやりながら、とても前向きに
精一杯生きているのが感じられました。
短い番組でしたが、私自身様々なことを
考えるきっかけとなりました。