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小田原のアラベラです。
私には、小さくて汚いけれど、
とても大事なノートがあります。
縦14㎝、横9㎝、厚さ1.5㎝というサイズの
小さなノートです。
もう15年以上前から使っているので、
かなり汚れてしまいました。
ノート自体は、もう20年以上前に、
パリのスーパーマーケットで購入したものです。
これは表紙の色が緑色ですが、濃い紫色や、
赤色、青色など色のバリエーションが
あったので、数冊購入しました。
中は方眼罫になっていますが、しっかりとした
つくりになっていて、綴じている糸がほつれたり、
紙がへたることもなく今に至っています。
とても丈夫なノートです。
このノートに何を書いているかというと、
旅行(国内、海外問わず)に出かけるときに
持っていくもの(リスト)を毎回書いているのです。
旅行の年月日、旅行期間、行先(国名、
都市名など)を書き、その次に持っていくものを
全てリストにして書き出しています。
本当に持参する全てのモノを記録しています。
例えば当たり前ですが、
パスポート、
財布、
時計、
カギ、
メガネ、
ハンカチ、
携帯、
本
ペン…
など全てを書きます。
下着や靴下から、持っていく洋服はすべて
○○色のチュニック、△△色のズボン、
□□柄のスカーフ、スニーカーまで
本当にすべてのものを。
現地に持参するお土産品、持参する薬(種類)
まで書きます。
こんな面倒なことを数十年続けてきました。
旅の記録を細かく記録するということは
多くの人がやっていることだと思いますが、
行く前に、持ち物リストをここまで毎回
それも手書きで(苦笑)書いている人は
あまりいないのではないでしょうか。
忘れ物をしないように持ち物をメモする人は
いるかもしんれませんが、ノートに記録して、
保存している人は、どれくらいいるでしょうか。
この小さなノートのメモが私にはとても
大切なのです。
まず、いつどこに旅行したかが記録として
わかります。
季節はいつ頃だったのか、
気候はどうだったのかは、持って行った
服装内容を見ればわかります。
○○の国に行ったときにはこんなものが
役に立ったとか、役に立たなかったとかも
わかります。
自分がどんな服や靴を身に着けていたかも
思い出せます。
薬なども何を飲んでいたか、どんな薬を
用意していったか、相手先に何を
土産物として持参したか、
当時どんな本を旅先で読んでいたかなど
全てが思い出せるのです。
今は普段メガネを使用していますが、
昨年までの持ち物リストにはコンタクト用品も
ありました。
持ち物も年齢によって変化しています。
時々見返すといろいろな思い出が
よみがえります。
持ち物以外にも、旅行の出発前に準備して
おくことややっておくことなども記録しています。
例えばビザを取ること、
勤務先に休暇の申請をすること、
訪問先へのお土産を購入すること、
新聞配達を一時止めること…
なんでも書いてあって面白いノートです。