介護旅行・終活・世界遺産のことはお任せ!

小田原のアラベラです。

 

先日、久しぶりに以前同じ職場だった

Aさんを訪ねました。

 

コロナ前は、年に数回ランチをしたり、

お茶を飲んだりしてお付き合いがあった方です。

 

コロナになってからは年に1度くらいしか

お会いできませんでした。

昨年まで、私も介護施設で働いていたので、

コロナ禍では、なかなか簡単に誰とでも

出歩くことは控えていたこともありました。

 

Aさんは、鍼灸師、マッサージ師の国家資格を

お持ちの方で、私も、主人も仕事で身体の

あちこちが痛い時などに、

アドバイスをいただいたり、お灸をわけて

いただいたりしていました。

 

そして、我が家で普段使っている、

貼るタイプの<鍼(はり)>は、いつも

彼女から購入しています。

 

我が家の<鍼>の在庫が乏しくなってきて

Aさんにお願いしたかったのですが、

昨夏は、私が足を怪我してしまったりで

注文するタイミングを逸していました。

 

やっと先月彼女に連絡をして、鍼を

分けてもらうようお願いしました。

そして彼女の家に鍼を受け取りに行きました。

 

私達が同じ職場だったのは、

もう10数年前のこと。

私もまだ40代半ば、Aさんも60代半ば

くらいの頃でした。

当時から仕事の悩みや、健康相談など

何でも聞いてもらっていました。

 

Aさんは40代でご主人を亡くされ、

その後2人のお子さんをひとりで育てるために

一念発起して、鍼灸師の国家資格を取得された

凄い方です。

彼女の生き方、頑張り方、一生懸命さ、

優しさ、賢さ、全てが私の憧れの方です。

 

70代半ばごろまでは割と頻繁に会って

いたので、その頃の印象が強かったのですが、

先日お会いしたら、彼女が、

<アラベラさん、私もう今年80歳よ!

自分でも信じられないの。>と言いました。

 

私も数年前のままの記憶でお話していましたが、

よく考えたら、自分も還暦なのですから、

彼女も年を取るわけです。

 

でも足腰はしっかりされているし、

頭もとてもクリアな方なので、本当の年齢は

忘れてしまうくらいです。

 

今は、もう自宅で過ごす毎日とのことですが、

ひとに好かれる彼女の家には、しょっちゅう

人がお茶を飲みに来たり、おしゃべりに来たり

しているそうです。

ひとりの時は、新聞や本を読んだり、

テレビを見ていろいろと知識を得たり、

編み物もしているそうです。

 

散歩などをして、最低限の身体を動かして、

食べ物にも気を付けて生活しているそうです。

とても生き生きされていて安心しました。

 

 

80代を迎えても、衣食住に関しては、

何でもご自分でされますし、ひとりできちんと生活

されているので尊敬しています。

 

近くに娘さん一家がいらっしゃるようですが、

娘さんもお仕事をされているので、

毎日のように会うことは出来ないようですが、

ご近所さんたちともとてもうまくお付き合い

されていて、80代を迎えても、ますます私の

憧れの方でいてくれています。

 

いつまでもお元気でいて欲しい

素敵な女性です。

見習うところばかりです。

 

また時間を見つけて会いに行こうと思います。