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小田原のアラベラです。

 

昨日、私にとってはなかなか面白い日と

なりました。

面白いと同時に思いがけない出来事も

ありました。

 

ひとつは、小学校時代に埋めたタイムカプセルが

掘り起こされたというローカルな記事を、

ローカル紙で見つけたのです。

9月頃だったと思います。

 

 

見逃してしまいそうなくらい小さな記事でした。

神奈川県の大磯町という小さな町の小学校で、

50年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こし、

イベントを開いたり、中に入っていたモノを

返却するということでした。

 

私は、昔ほんのちょっとだけ大磯の小学校に

在籍していたことがありました。

1973年10月時点で大磯小学校に

在籍していたら該当するというものでした。

 

でも、はじめは自分が該当するかどうか自信が

ありませんでした。

私は転校生でしたので、その時点で在籍して

いたかどうかはっきりしなかったのです。

 

また、小学校のほんの一時期を大磯で過ごし

ましたが、中学校も地元の中学に行かなかった

ので、当時の友人はほとんどいません。

今、連絡を取り合えるような小学校時代の友人は

残念ながら一人もいません。

 

なので、このタイムカプセルの記事を見た時に、

すぐに自分が該当するとは思いつきませんでした。

 

そして昨日別件で大磯町へ行く用事が

あったので、大磯図書館へ行ってきました。

受付で名簿の名前を探してもらうと、私の名前が

見つかりました。

係の女性が私の入れたものを探して

持って来てくれました。

 

どうやら、当時の小学生全員が何か一つは

作品?を入れたようです。

だいたい絵か作文かお習字のようでした。

 

私は記憶があまりなかったので何を入れたのか

想像もしていませんでした。

ただ、あまりにも絵を描くことが苦手で

大嫌いだった私は、絵を入れることは

あり得ないと思っていました。

 

少し待っていると女性が、

<お習字でしたよ!>と言って持ってきて

くれました。

不思議なことにそのお習字を見た途端、

当時の記憶が少し戻ってきました。

 

あまりに下手なお習字なので、ブログに

出すことは本意ではないのですが、

これも50年前の思い出だと思い、

恥ずかしい習字を記念に出すことにしました。

(ご愛嬌ということで…)

 

 

<公害のない町>と書いてありますが、

この言葉を選んだ時のことは、はっきり覚えて

います。

私が何て書いたらいいか決めかねていた時に、

今は亡くなった私の母が、<公害のない町>に

したらどう?と言ってくれたのでした。

 

今は大磯町は自然豊かでいいところだけど、

50年後もそんな町で合ったらいいと思うし、

もし公害で街が汚れていたら、それはそれで

50年後に懐かしく思うと思うからと言ってくれたのです。

 

ということで、無事に50年前のタイムカプセルに

入れたものを返却してもらえました。

 

この日はもう一つ嬉しいことがありました。

 

大学の時に同じ学部、同じサークルだった

Mさんが結婚後こちらの方に越してきていた

のです。そのMさんとはここ20数年、毎年年賀状の

やり取りのみのお付き合いとなっていました。

10年位前の年賀状に図書館で働いていると

書いてあったことを思い出しました。

 

帰りがけに図書館の中に入ってみると、

受付カウンターのところに彼女の姿が…。

忙しそうではあったけれど、あまりの懐かしさに

思わず<Mちゃん!アラベラです!お久しぶり。>と

声をかけてみました。

 

向こうも私を見て、あまりに突然だったために

凄く驚いていましたが、すぐに笑顔で出てきて

くれました。

お互いに元気そうなことを確認し、懐かしさに

感動しました。

 

たぶん彼女の方ももう今は息子さんも大人になり

以前とは生活のリズムも変わっているのでしょう。

 

また、そのうちにお茶でもしましょうという話をして

別れました。

彼女も私が大磯の小学校に行っていた時期が

あることは知らなかったようで驚いていました。

 

と言うわけで、小学校時代の懐かしい思い出に触れ、

また、一番充実していた大学生の頃の友人にも

会うことが出来て素敵な日になりました。