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小田原のアラベラです。
今日ご紹介する世界遺産は、旅行で行ったことが
ある方もいらっしゃるかもしれないオランダの物件です。
◆キンデルダイク‐エルスハウトの風車群
(オランダ) 1997年登録。
ロッテルダムの南東に位置する18世紀に建造された排水用風車群。
田園に立ち並ぶ19基の風車は、水と湿地との闘いを繰り広げてきた人々の
創意と工夫の歴史を今に伝える。
オランダ語の国名「ネーデルラント」は
「低地」を意味し、国土の約27%が海抜0m以下である。
水はけが悪く湿地帯が多いゆえに、長い間人々は水害に苦しめられてきた。人々は塩の満ち引きによる水位の差を利用して湿地の水を抜き、堤防、水路によって土地を水から守っていたが、徐々に干拓による地盤沈下が進むと、自然排水だけでは水害を防げなくなり、風車を排水ポンプに利用し始めた。
オリエントに起源をもつ風車は、12世紀頃
十字軍によってオランダに伝えられた。
当初は製粉用だったが、18世半ばには排水用に改良された。
風車は水害を防ぐだけでなく、湿地帯を
農地や牧草地に変え、オランダを農業大国に育てあげる役目も果たした。
(Wikipedia)
オランダは長年、水との闘いに苦しんできた
国というのが私のイメージです。
観光立国でもあるオランダには、洒落た建物、
運河、風車、花のある公園などの明るく清楚な
イメージを持っている人も多いことでしょう。
単純に観光旅行に出かけるだけでは、やはり
その国の本当の姿が見えないことがあります。
旅行をされる際には、訪問先の国の簡単な
歴史、成り立ちや文化等を少しでも予習して
出かけていただければと思います。
以前にも書きましたが、オランダはさすがに
「低地」の国。山がないので、旅行の際には
<レンタサイクル>がお勧めです。