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小田原のアラベラです。
今日は世界遺産のご紹介です。
今日はキプロスの物件です。
◆トロオドス地方の壁画教会群 (キプロス)
1985年登録。
トロオドス山脈の丘陵地帯に残る、カコペトゥリアの『屋根の聖ニコラオス教会』やカロパナイオティスの『蝋燭の聖イオアン修道院』、
キプロス最古の教会とされるムトゥラスの『生神女教会』、
ペドゥラスの『大天使ミハイル教会』など11~16世紀にかけて建造された10の
教会が登録されている。石造りの土台の木造建築で、石積みの外壁と杮葺きの
切り妻屋根の素朴な外観の反面、内部には華麗なフレスコ画のイコンが壁一面に広がる。500年にわたって建造されたため、様式も多様で、キリスト教宗教画の歴史を物語るものとされる。
写真を見てもおわかりのように、
教会は、ギリシャ正教の教会、そして壁画は
ビザンツ様式のフレスコ画のイコン(聖画像)です。
ヨーロッパのカトリックやプロテスタントのキリスト教とは
テイストの違う、<正教会>系の宗教画は独特な雰囲気があります。
ビザンツの時代には、モザイク画もたくさんありますが、
このような色鮮やかなフレスコ画も多く描かれました。
保存状態もかなりいい物件です。
<キプロス>の位置がわからないという方も
多いのではないかと思います。
いい機会なので、キプロスの位置を
知っていただけると嬉しいです。
トルコの南に浮かぶ島です。
ちなみに公用語はギリシャ語とトルコ語です。