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小田原のアラベラです。  

 

先月の出来事です。

初めて<公証役場>に行ってきました。

 

知り合いの行政書士さんに、

とある方の公正証書遺言作成の際の保証人を

頼まれたからです。

 

私自身、他人の公正証書遺言の立会人を

引き受けることになるとは想像もしていませんでした。

 

 

公証役場の公証人の方により、厳粛に、淡々と

その方の遺言書の内容、私達保証人の名前や職業、

生年月日などが読み上げられ、

遺言書作成の本人は実印、私は認印を押印して

無事に遺言書が完成しました。

 

 

 

この遺言書を作成されたご本人(Sさん)も、

私は面識のある方ですし、ご家族状況等も

存じ上げている方でしたので、保証人をお引き受けしました。

 

これも、終活の活動をしていることからのご縁でした。

遺言書が完成した後のSさんのとても満足そうで、

ホッとした表情のお顔が印象的でした。

 

私も、終活の活動はしていますが、

自身はまだ遺言書を作成していません。

でも、今回遺言書作成の現場を体験して見ると、

作成後の精神的な満足感、安心感の表情を拝見して、

私までもが、とてもハッピーな気持ちになりました。

 

今回遺言書を作成されたSさんは、(現在は訳あって、

おひとり様です。)最初に遺言書を書こうかどうか

考え始めてから、実際に遺言書を作成するまで

2年近くの時間がかかりました。

 

いろいろ悩まれたようでした。

でも今回、こうして遺言書を公証役場で

正式に作成出来たことでSさんは、

「アラベラさん、私の長年気になっていたことが

ひとつきちんとした形になって、とても嬉しいです。

今は、晴れ晴れとした気分です。いずれは田舎に帰ろうと

考えていたのですが、なかなか踏ん切りがつきませんでした。

でも、こうして遺言書も作ったし、懸念材料もなくなったので、

予定を早めて、来年には田舎に帰ろうと思います。」 と

明るい表情でおっしゃいました。

 

Sさんのお役に立てたこと、嬉しく、光栄に思っています。

 

私自身も、あのすがすがしいSさんのお顔が

忘れられません。

今すぐとはいかないと思いますが、

改めて<遺言書>について

少しづつでも考えようと思いました。