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小田原のアラベラです。
今日から新しいテーマで世界遺産をご紹介します。
今回の新しいテーマは、<大学>です。
世界遺産と大学❓と思われた方もいるかもしれませんね。
大学が世界遺産になっている物件が数件あります。
今日から数回にわたり、大学が世界遺産になっているものを
ご紹介していこうと思います。
◆カラカスの大学都市 (ベネズエラ) 2000年登録。
カラカスの高台に1945年から1960年にかけて築かれた
キャンパス面積1.64㎢のベネズエラ大学の施設群である。
ベネズエラで1939年に始まった大規模な都市再開発の一環として、
新しい大学都市の建設が計画された。大学都市計画を任されたのは、
ベネズエラを代表する近代建築の巨匠であるカルロス・ラウル・ビリャヌエバ
である。彼は、各学部の校舎や研究室、寮、博物館、図書館などを含む
大学のキャンパスを総合的にとらえて近代的な計画年を実現した。
それぞれの建築にはコロニアル建築に影響を受けた鮮やかな色彩が取り入れられた。鉄筋コンクリート技術によって彫刻作品のような印象を与えた。
また、左右非対称などの芸術的要素も加えられ、風通しを良くするために
中庭や窓を多く配置した。ベネズエラの熱帯気候への配慮も見られる。
この物件は、機能性と芸術性を備えた、
近代建築の大学都市ということで世界遺産に登録されました。
また次回以降もご紹介しますが、
なにしろ、<大学>が世界遺産になっているのですから
面白い物件です。
私も自分の母校が世界遺産になったら、
ちょっとした自慢になるのではと思います。
私の母校は、重要文化財には指定されているのですが、
世界遺産になることは無いでしょう。
このようなキャンパスが世界遺産となると
まさに手の届く世界遺産という感じですね。