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小田原のアラベラです。
いよいよ梅雨も明け、本格的な夏に突入しました。
私個人的には、１年の中で最も苦手で、嫌いな季節がやってきました。
夏が大好き！という人が本当にうらやましいです。
それでも、私はこの時期を待ちわびていました。
なぜなら、仕込んでおいた、梅干しをいよいよ天日干し出来る
時期になったからです。
今年の梅干しづくりは、珍しく初めからとても順調でした。
先ず、不安定な天気の中、いいタイミングで、いい梅を手に入れることが出来たこと。
梅自体の品質の良いモノが手に入ったことはラッキーでした。
購入してから、数日＜追熟＞をさせましたが、これも色が均等に熟してくれました。
そして、以前失敗したことがある、塩漬けの段階。
２日で、サッと白梅酢がたっぷり上がってくれました。
赤しそも新鮮なモノが手に入りました。
赤しそを加えてから、梅雨明けの天日干しを待つ間に
カビが生えるというトラブルが起きやすいのですが、
今年は長雨で湿気の多い、ジメジメした日が続いていたにも関わらず、
全くカビが発生しませんでした。
というわけで、ここまで順調に来た梅を日に当てる
最終段階の作業に入りました。
これで、３日位干したら、取り込んであとは
年明けぐらいまでただ待つのみ。
楽しみです。
梅酒に始まった梅仕事、らっきょう、ぬか漬け、山椒佃煮など
いろいろやってみましたが、
いよいよ、この梅を干す作業で、
今年の夏の手仕事は一旦終了です。
今年は、コロナのこともあり、
自分で作る自然食にも興味が出てきて、
私なりに、色々と作ってみました。
あえて、時間と手間がかかることをやってみるという
＜贅沢＞を存分に味わうことが出来ました。
来年はどうなているのでしょうね。
コロナは？
オリンピックは？
そして私自身も、何を考え、何をしているのか楽しみです。