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小田原のアラベラです。

 

今日はスペインのパラドールのご紹介の3回目です。

 

今日ご紹介するのは、アビラ(Avila)のパラドールです。

 

Avilaは中世の要塞都市の様相を残す城壁に囲まれた街です。

11世紀にイスラム教との闘いで築かれた城壁(高さ12m)が街を囲っています。

この街にあるアビラのパラドールは、16世紀の貴族の邸宅を改装したものです。

派手さはありませんが、趣のある落ち着いた感じのするパラドールです。

ホテル内の装飾品や家具、調度品も素晴らしいです。

マドリードからバスで1時間半位のところにあります。

 

 

私は、前回ご紹介したサラマンカの街に住んでいましたが、

当時、マドリードからの長距離バスでサラマンカへ向かう時に

アビラ経由のバスも運行されていました。

時々マドリードとの往復の際、時間がある時は

立ち寄って街を散策した思い出があります。

 

このアビラの街には、守護聖人とされる

聖テレサ(サンタ・テレサ)にまつわる

建物も多く、散策するには手ごろな街です。

本当に、見事に城壁が街をぐるっと囲んでいます。

城壁は全長2.5kmです。11世紀につくられた城壁の

保存状態はとても良いです。

時が中世の時代から止まったままのような錯覚を覚えます。

 

 

この街も私にとっては何度も訪れた思い出深い街のひとつです。

33年前、初めて一人でマドリードからサラマンカに向かう途中に

車窓から見えたアビラの街を囲む城壁の光景は今でも

忘れることが出来ません。