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小田原のアラベラです。
世界遺産は現在１０７３件あります。
では、世界遺産の保有数の一番多い国はどこでしょうか？
今日は、世界遺産を保有している数が多い国のランキングを
ご紹介します。
１位 イタリア ５３件
２位 中国 ５２件
３位 スペイン ４６件
４位 フランス ４３件
５位 ドイツ ４２件
６位 インド ３６件
７位 メキシコ ３４件
８位 イギリス ３１件
９位 ロシア ２８件
１０位 アメリカ ２３件
１１位 イラン ２２件
１２位 日本 ２１件
１２位 ブラジル ２１件 …
以上が２０１７年現在のランキングです。
保有数の一番多い国はイタリアです。次が中国。
皆さんの予想は当たりましたか？
日本は現在ブラジルと並んで12位です。
世界遺産をたくさん保有している国が偉い！というわけでは決してありませんので、
そこだけは誤解が無いようにお願いします。
以前にもご紹介したように、世界遺産はその物件を保有する国自身から申請を
あげることになっています。
そして、晴れて世界遺産を保有すると同時に、その保有国には
その物件の保全の義務が発生します。
つまり、保有すればするほど保全にかかる費用もかかることになります。
保全がきちんと出来ない場合は、世界遺産リストから抹消されることも。
抹消については別の機会に。
ランキングを出しておきながら言うことではないかもしれませんけれど、
世界遺産保有数が多いか少ないかということには、私個人的には
あまり意味を感じていません。
なぜなら、世界遺産に登録できるほどの普遍的価値のある
人類共通の宝物を抱えていても、国の経済力などの事情から
保有できない国もたくさんあるからです。
本当の意味での世界遺産の意義に多くの人に気づいて
もらえたら嬉しく思います。