小松芳アラビア舞踊団、題13回発表会
こちら、ホール公演としては最後になります。
海外からのゲスト、Khaled は来日済みですが、Osamaは残念ながら来れないことになりました。
その代わり、Safy Akefが踊ってくれることになりました!
エジプト人で、笑顔が素敵な女性、サフィ・アケフ。
ベリーダンス黄金期と呼ばれる時代に、大スターだったNaim Akefが親戚の方です。笑顔がとてもチャーミングです。
Osamaのチャーミングな踊りを、舞踊団一同とても楽しみにしていたのですが、代わりに踊ってくださるSafyさんも、エジプト女性のダラァ(愛らしさ)のある踊りも必見です。
他、国内からもたくさんのゲストが参加してくださり、本当に楽しみにしています!
小松のイントラとして、私のチームは今回Khaled Mahmoudの曲と振付を選びました。
メジャンセのような構成なのですが、彼曰く、アワーレム(ベリーダンサー以前の踊り手たちのことで、結婚式などに呼ばれていた)をモチーフにしているシーンがあるとのことです。
現代的なベリーダンスと少し違う時代を感じさせる動きがいくつかあり、全体としては慌ただしくなく、主にウエストで踊ります。
この曲を踊ると、高揚感で頭がぼうっとしてきて、ただ音楽だけを踊る喜びに包まれるのを、チームの皆が感じています。
これは体験してみないとわからない種類の喜びになるのですが、私はそれがベリーダンスの醍醐味だと思うので、それを外国人である私たちに感じさせてくれるKhaledの振付の素晴らしさを思うとともに、この踊る喜びがご観覧いただく皆様にお伝えできるようにと祈っております。
私は、ムワシャハット、振付はフォークロアの父であるマフムード・レダの10拍子の曲、「サマーイ・エリアン」サマーイバヤティとしても有名です、を群舞で踊らせて頂きます。
また、これは自分の振付ではないのですが、最近とても感動があったSahar Samaraの振付で、「ア Ana Fi Intizarak」を踊ります。私は貴方を待っています、という意味で、夜に恋人を待ち、まだこないひとを待ちながら思い乱れる様子(平安の和歌みたいですね)を踊ります。
ほか、演目としては、マハラガーン(庶民の踊り、流行の最新の曲で、流行の動きを取り入れて踊る。基本自由、即興、ストリートの踊り。流行り廃りが大きいジャンル)、民族舞踊としては、一列に並び地面を踏み鳴らす勇壮な踊りのダプケ、エジプト南部の踊りのサイーディ、シャマダン(頭に燭台の飾りを付けて踊るエジプトの少し古い時代の流行り)、など、たくさんの演目でお楽しみ頂けます。
お忙しい中時期に恐縮ですが、この機会にぜひお運びくださいませ。