最近、ぽつりぽつりと古い古い昔に見た夢を思い出す。
空間に漂う小さな粒が、解らない程のほんの一瞬触れた時に、
思い出されるその瞬間が何となく好きだ。

ふと思い出す事は珍しくないのだけど、
それよりもずっと遡った本当に随分昔に見た夢で、あぁ~・・・懐かしいなぁと思う。

物語もあるけれど、その夢の空間そのものが私。
懐かしい、私らしさみたいなものが思い出される気分になる。


時々物語の私は、空間の私に繋がって物語を進めたりしているかのように思えた。
思い出してふと、どちらに居るのが楽しいんだろうと思ったりした。

どちらも夢に見る自分がどちらがいいかと考えるのも、何だか滑稽な気もする。
どちらかにしなくてはいけない事はない、どちらにも居るのが楽しいのではないかと思う。

私は私の夢を、自分の夢を見たいと思う。
以前はこの事をもっと違う意味で捉えていたって、書いてみて思い出した。

空間に居る私という個は希薄で、気づいてもらえない事は寂しい事であるかもしれないけれど、
それが寂しい事であると初めは知らなかった。
人と関わるってこんな感じかな・・・。


とりとめのない話に早変わりしてしまった。
少々意味不明かもしれないが・・・とりとめない話はそういうものって事にして。。
何せ、長々書いても、夜に見る夢の話。