岡田茂吉研究より
風邪(感冒&インフルエンザ)は万病をふせぐ 2012/04/04記
昔の論文を現代口語訳的に解釈してみました。 原文は昭和十一年
原文は下に掲載。
小学生でも分かると思うのですが。(むしろ大人の方が理解しにくいかも)
いかなる健康人といえども、逃れることの出来ない病気は感冒でしょう。
しかしながら、昔から「感冒は万病の因(もと)」と言われて、非常に恐れるのですが、じつはこれは大変な誤りなのです。
ここでまず、風邪(感冒)の原因を解明して、風邪は決して恐れるべきものでないばかりか、この病気があるために、いかに人間がこの「恩恵」に預かっているかという「私の研究結果」を発表したいのであります。
元来、人体は、その高等生活機能が、頸部(首の周辺)から上部、つまり脳や顔面に集中している関係上、その機能の活動に要するエネルギーとしての血液は、常に上部に向かって、昇りがちになります。
いまひとつは、病的で無いくらいの、軽度の脊椎カリエスに因る背部の皮膚の下部を、通過上昇して、方のくぼみ部や頸部(首の周辺)に集結するのです。
そして、現代人の大多数の人は、汚濁された血液の所有者ですから、その汚れた血液も供に上昇するわけです。
(himaari注;血液のおだくは物理的には薬剤、農薬、化学合成剤、環境汚染など多種多様になっている。想念的にはネガティブな思考もエネルギーとして顕現する)
その場合、頸部より上部の高等機能(脳や顔面機能などの頭部の活動部)を正常に活動させるのには、ある程度の浄血(きれいな血液)でなくてはなりません。
したがいまして、頸部付近は人体における、汚物の堆積場所とも言うべき場所であります。
これらの、種々の汚物の滞留は、ある程度の量を越えるとき、必然的に重患(重い病気)を発生する順序となっているのです。
しかし、人体はそれを回避するために巧妙な仕組みを備えているのであります。
それが風邪(感冒、インフルエンザも同質)であります。
風邪とは、簡単にして、しかも奏功する(効き目がある)浄化作用なのです。
重患になるべきところを軽い病気症状で回避できるという自然の巧妙なる恩恵と言えるのです。
それは、風邪をひくことによって、汚物は溶解して、鼻汁となり、喀痰となって、排泄されるからです。
また。発熱は集留して固まっていた汚物溶解の為に発生するわけです。
この理を知れば、風邪は、何ら療法をせずに放任しておけば、順調に治癒してしまうのです。
ところが、この事を知らない世人の多くは、不安の結果、種々の療法や、手当を為すのですが、それらはことごとく、真の療法ではなく、反対に浄化妨害となるのですから、
逆療法や手当をする程、治り難くなり、長びく事になるのであります。
例えば、解熱剤を用いる療法がそれであります。なぜなら、固まっている汚物毒素を解溶させんが為の発熱発生するのが人体の仕組みだからです
その発熱を抑圧(抑え込む)させようとするのが医療だからです。
また、無理に汗を取る方法も同様の理で、これも人為的な解熱法で自然に反することなのです。
要するに、自然療法が、最も可いのであります。
この理を教えられて、それを信じた人達は、一銭のお金も要らず、手数も要せずして、医療の時よりも、より速く順調に治癒するのです。
自分で体験しときに、その意外さに驚くと共に、風邪をひいたら大いに喜んで、風邪に対する恐怖から解放された幸福に、自ずと感謝してしまうものです。
世人は風邪(感冒、インフルエンザも同質)は万病の因と思い、風邪によって、各種の重患を引き起こすと信じていますが、これも、非常な誤りなのです。
また、医師もそう信じて疑わないため、極力風邪にかからないよう、実に努力しているのですが、これは全く真相を知らないからなのです。
そうして、病人よっては風邪をきっかけにして重患(重い病気)にかかるるという事は重患にかかるような条件が既に具備していて、いつ勃発するや知れないという時、たまたま風邪がそのチャンスを作るまでのことであります。
(注himaari;重患にかかる条件が具備しているということは、体内の毒素蓄積量が多大になっている状態。血液の汚れ、細胞内の汚れが大きい状態ということでしょう)
もし仮りに、風邪を予防し得たとしたら、それこそ恐るべきことなのです。
その理由は体内に滞溜した汚物の浄化が行われないことになるから、肺臓及び肋膜炎等の疾患を起し易くなるからです。
なお、頸部付近の汚物の滞溜は、送血器能を圧迫するものですから、上部の高等器官(脳や頭部各機能)の活動のエネルギーに、不足を生ずることになります。
その結果、脳貧血、眼、耳、鼻等の疾患が起り易くなるのです。
近来激増している、近眼、肺結核、神経衰弱等はこれが原因になっている事が多いのです。
この真相が知識されましたなら、風邪こそ、実に重患予防としての、浄化作用であるますから少しも恐れる事は無いのであります。
これ故に近来流行するマスクなどは、勘違いも甚だしいのであります。
そして、年々増加の傾向に見えます自殺をはじめ、多くの犯罪なども神経衰弱者が多いという事が原因でしょう。
また、ガン患者は年々増加している上に、死亡率もトップになって増加中だということは誰しもご承知のことです。
その対策に官民ともに頭脳を鼻増していられるのが現状です。
この私の説のごとく、風邪を予防しないことによって、これら重度の疾患の激減する事は疑いない事実として認識戴けると、世の中から暫時的にでありますが、重度、難度の高い病気疾患が消えて行くものと信じるものであります。
(himaari ;原文は肺結核が記されているが、現代に合わせてガンに置き換えました)
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原文はネット上にありますね。
(「明日の医術・新日本医術としての岡田式療病法」
「風邪は唯一の浄化法」 (昭和11年5月15日発行)より)