アトピー性皮膚炎治療薬と故安保徹教授の弁「そんなの捨てろい奴(ステロイド)」 | akyoonの異端の医学と不思議な情報

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医学や健康医療の【トンデモ論】を主としています・
本人はいたってまじめ。 しかし自分で自分を検証できないので、眉唾と取捨選択が必要。

安保徹教授の前に「故」をつけなければならないのが無念、残念

 

※読みにくい場合はドラッグ洗濯してください。 文字が見え安うkなります

 

 

ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー

医療が病をつくる 免疫からの警鐘 阿保徹 著 / 岩波書店 から
ステロイドについて
(管理人コメント)白血球、顆粒球、自律神経という切り口から、多くの成人病・難病の原因と治療法を論理的に解説されており、興味深い。その中で既に何件か紹介したステロイドに関する記述は、新しい視点で整理されているので概要をご紹介する。なお、文意を変えない範囲で省略したり、語句を追加あるいは変更した部分があります。詳しくは原著をお読み下さい。赤字は管理人が注目した部分です。

 関連ページ:ステロイド嗜癖(しへき) ステロイドを使わないアトピー治療を目指して アトピーにステロイドはもう要らない アトピーはかいて治そう
アトピー性皮膚炎とステロイド外用剤の副作用

アトピー性皮膚炎の子供が初めて皮膚科をおとずれると、時にステロイド外用薬を処方されるが、この子供の副腎機能が低下してステロイドホルモン欠乏症になっているわけではない。
(医者が)他の治療法を知らないため、ステロイド外用薬を処方するのである
ステロイド外用薬の使用は対症療法なので、アトピー体質の改善なしにこれを続けると、薬が切れるとまた発疹が現われる。

ステロイド外用薬は単なる対症療法にしか過ぎない。早い時期にみずから使用を中止すれば大事には至らない。

・・・ステロイド酸化物質は組織を交感神経緊張状態にし、血流のうっ滞と穎粒球増多を招き、穎粒球は組織に浸潤し炎症を引き起こす。これが
アトピー性皮膚炎から酸化コレステロール皮膚炎への移行である。この移行はステロイド外用剤を使用し始めてから数カ月から数年で起こる。

このような酸化コレステロール皮膚炎を鎮めるためにステロイド外用剤を使用すると、さらに多量を使用しなければならなくなる。これがステロイド剤増量のメカニズムであり、「ステロイド依存症」である・・・
ステロイド依存が起こると、炎症性サイトカインがストレスによって多量に放出されるようになり、これが激しい炎症を引き起こす・・・

元のアトピー性皮膚炎とは異なり、ステロイドを塗った場所にすき間のない炎症が出現してくる。また全身反応なので、ステロイドが切れるとステロイドを塗らない場所にも炎症が広がる。

誤解し易いが、かゆい→掻く→炎症 ではなく、ステロイドが切れる→炎症→かゆみの順なのである(管理人注:ステロイドで起こされた、元のとは違うひどい炎症を指している)。
酸化コレステロールは交感神経緊張状態をつくり、ついには不安感、絶望感、うっ状態などの精神的破綻をも引き起こすので、ステロイドの長期使用は家族のすべての人を苦しめることになる・・・
ステロイド依存の重症アトピー性皮膚炎患者は激しい免疫抑制状態になっている。

ステロイド離脱の治療を始めると、さらにこの免疫系の機能低下が強くなる・・・これがアトピー性皮膚炎の悪化、リバウンドの実体である。

ステロイドの使用期間が長い患者は、リバウンド反応も強く生じ、離脱期間も長くなる。リバウンドの症状を軽減するうえで井穴刺絡療法や漢方療法などの有効性が知られているが、それでもリバウンド症状に耐えられないとあきらめる患者が約3~5%はでる。しかし、リバウンドを克服しない限り、本当のステロイド離脱はありえない。

ステロイド離脱のあとは、乾布摩擦や屋外での運動で過剰な副交感神経優位の体調にならないようにすることが必要である。そうすることで多少、発疹が出てもすぐにおさまりひどい状態にはならない。


小さな子供にステロイドを塗ると成長を抑制しかねないことも知っておいてほしい。たしかに、離脱によって、一時的にリバウンドによる細菌感染などが起こることがあるが、その後はアトピー性皮膚炎がよくなるだけではなく、身長もぐんぐん伸び出し明るい笑顔も戻ってくる。
近年のアトピー性皮膚炎増加の理由

・・・
細菌は交感神経を刺激する物質であり、過剰な清潔志向はこの反応を減少させる(藤田紘一郎教授による)。
泥まみれになって、太陽の下で遊ぶことがアレルギー疾患の追放につながる。運動とともに紫外線が交感神経を刺激するのである。
アレルギー疾患の治療法を、対症療法からこのような原因療法に代えることによって子供たちは救われる。
ステロイドの離脱に伴うリバウンドのメカニズム

皮膚に沈着した酸化コレステロール(管理人注:ステロイドが変質して出来る)は、激しい交感神経緊張を引き起こす。
交感神経緊張は血圧上昇、皮膚炎の悪化、肝障害、腎障害、白内障、網膜剥離、ついには多臓器不全を引き起こす力も持っている。

従って、長い間ステロイドを使用してきた患者のステロイドの離脱は、全身状態に注意しながら行なう必要がある。長い間に皮膚に沈着した酸化コレステロールが皮膚の落暦とともに体外に排泄されるのを待つわけである。数年間の沈着をすべて排泄させるのには数カ月を要するだろう。


この苦しみを患者に与えないためには、アトピー性皮膚炎に対してステロイド外用薬を使う対症療法を止め、原因療法に代える必要がある。自動車を一家で二台も持ち排気ガスをばらまく生活は、子供たちをアレルギー疾患に駆り立てていることにもつながるだろう。大変ではあるが、社会全体の意識改革が必要だということである・・・
ステロイドホルモンは起炎剤にもなる

ステロイド潰瘍という言葉でも知られるように、ステロイドホルモンを使用していると、ある時期から皮膚、腸管、そして骨を含めたあらゆる組織が脆弱になる。内服、外用、吸入いずれでも起こる。

そして、ストレスなどが加わると組織傷害や潰瘍形成が引き起こされる。そしてこの潰瘍の治りが悪い。いわゆる傷負け体質となる。

・・・ステロイドを投与したマウスを拘束ストレスにさらすと、炎症性サイトカインを大量に放出する。従って、ステロイド投与マウスはストレスによって容易に胃潰瘍などを形成する。ステロイドには、容易に組織がこわれる体質をつくる力がある・・・
ステ□イド依存からの離脱時の経過

『ステロイド依存-ステロイドを止めたいアトピー性皮膚炎患者のために』ー深谷元継著(国立名古屋病院皮膚科)に二つの図が紹介されている。
一つはステロイド離脱に反対を表明しているある大学教授の描く図(A)で、リバウンドが永久に続くかのようなイメージである。
しかし、深谷氏はリバウンドがやがて収まる山形(B)になることが多いと述べている。
深谷氏の言うとおりである。離脱に成功したことのない医師はリバウンドの反応に恐れをなし、A図のような経過をとるものと思い込んでいる。
しかし、リバウンド反応の間に、酸化したステロイドホルモンは徐々に体外に排泄され、ついには収まるのである。
深谷氏の文章紹介

「アトピー性皮膚炎に関して、皮膚科医は裸の王様になってしまった。多くの患者たちはもはや皮膚科医のもとを訪れない。そして情報不足の中、患者たちは孤独で不安な離脱へと踏み切る。本書は、不安に戸惑う患者たちと同時に、脱ステロイドの経験のない皮膚科医にも読んで欲しいと思って書いた。」
「「二度目三度目のリバウンド」に見舞われた患者は疲れ果て、二度と行くまいと決心していたはずの皮膚科医のもとを訪れる。開業医ではなく、大学病院とかやや大きな病院のことが多い。時には無理矢理家族にひっぱられて行く。そして「ステロイドを中止すればこうなるのは当然だ」式の型通りのお叱りを受け、入院”させてもらい”ステロイドの再投与を受ける。しかし、心底納得しているわけではないから、少し良くなると脱走同然に退院し、再び離脱を試みる。そんなことを繰り返しているうちに、何とか離脱できる人も結構いる。使ったり使わなかったりだから「徐々に離脱」ということになるのだろうか?」・・・

 
・・・一部であるが、次に示すような考えに固執する医師もいる。

「ステロイド外用薬は正しい使い方をすれば問題は起きない」
「不安を感じて、民間療法などで離脱などをためすので悪化する。これを支持するマスコミも悪い」

・・・
あまりにも現代医学に信頼を置く医師は、現在の治療法に疑問を持つことがなく、結果として現実から目を背けてしまうことになる・・・

多くの医師がアトピー性皮膚炎から患者を救おうといろいろな努力をしているが、ステロイド使用と併行して行なってはすべての努力が無となる。しかし、離脱後に、乾布摩擦、屋外運動、室の換気、ハウスダストの除去、食事の注意(肥満の改善、甘い物のとり過ぎをなくすなど)などを行なうと、その効果がおもしろいほど現われてくる。

炎症が一時的に治まるからといってステロイドホルモンによる対症療法を続けていれぱ、組織や個体の老化の促進などの思いもかけない作用が現われ、生体を破綻に落とし入れる。
そもそも、
ステロイドホルモンは早朝の覚醒前に分泌され、からだの一日のリズムをつくることに重要な働きをしている。それゆえ、体外から勝手に投与されるとリズムが壊れ生活をも壊してしまう
最近、不思議なことが治療の現場で行なわれるようになっている。

「気管支喘息は気管支の慢性炎症なので、抗炎症剤であるステロイドの入った吸入が第一選択肢である」
というものである。
しかしこれはなんということであろうか。始めは少量のステロイドで喘息発作は治まるにしても、少しずつ増量をしいられ、長い期間を経てステロイド依存を起こすことには目をつむっている(管理人注:阿保氏の解析から分かるように、ステロイドは極めて生体反応性の強い薬だ。従って、近視眼の医者にかかると何にでも使われてしまう。その結果は患者の健康破壊で終わる。多分、これには将来も例外は無いだろう)
また、ステロイドホルモンは抗炎症剤であるとは言えない。組織に残った場合には酸化コレステロールとして激しい炎症を引き起こすからである。それに打ち勝つためにさらに増量を強いられ、そして破綻がくる。

私たちの先輩ができる限りステロイドを使わずに努力してきた過去をあっという間に忘れようとしている
・・・


TITLE:アトピーとステロイド
DATE:2003/11/08 10:54
URL:http://www5.ocn.ne.jp/~kmatsu/iryou/iryou187atopiitosuteroido.htm

ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー

 

うん、2003年だから、もうステロイドなど捨てられているだろうなあ・・・・