「今の癌対策は間違っているから癌は治せない新しい血液理論からみると、的外れであるからだ」と昭和43年3月に医学博士による証言から40年過ぎた。
ちょうどこの3月で40年。
あの証言は今の癌死亡者増大を減少に導いたかも知れないほどの重大発言だった。
それほど、世界中の医学論とは正反対に医学論だったのだ。
だから素人なら
「それが嘘か本当か公的に公開実験をせよ、早急に!!」
と思うだろう。
患者は医学論などどうでもよい、「どっちでも良いから本当に効果のある方法を知りたい」のだ。
「その治療法の根本となるものなら、一時も早くその是非の決着を付けて貰いたい」
これが普通の常識的考えかたではないのか?
事実、委員(国会議員)たちも一部賛同していた。
が、・・・・
40年間もそれはなされなかった。
そして、 癌死亡者は年々確実に増えている・・・・
あのとき、もしも・・・
医学界の呪縛は医師達も厚生官僚達へも強力だったようだ。
医学の呪縛は「癌呪縛を解く」(稲田さんの本)が参考になるかも知れない(まだ読んでないけど)
稲田さんのところは最近ご紹介してあるから、そこをどうぞ。
ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー
○齋藤(憲)委員
そうすると、いまのお話によりますれば、食べた食物は腸の粘膜を通して赤血球になる、そして、あらゆる組織をつくっていく。
が、しかし、場合によっては、その赤血球によってつくられたあらゆる体内の組織というものは、可逆作用によってまた血に戻り得る、その血に戻り得るときに骨髄の作用を必要とするんだということですね、ここに書いてあることは。
まあそれに対してはさらに、現代の医学からいきますと大いに反論があると思います。
これは根本的な問題でありますから。その反論を承っておりますと時間がありませんから、いずれこの次にその反論を承りたいと思います。これは重大問題です。
それからもう一つ。
ここに、ガン細胞は分裂増殖しない、これは赤血球がガン細胞に変わるんだ、赤血球が常に何らかの作用によってガン細胞に変わっていくんだから、それは分裂しないし、増殖しない。これはたいへんなんです。
私がいままで読んだ――私のところにも、興味を持って何十冊というガンの本がある。
が、しかし、その中の大半は、ガン細胞の分裂増殖、きわめて急速なガン細胞の分裂増殖と書いてあるんですがね。
ここなんです。
それを、どうしてこういう大きな新しい
――正しい説であるかどうかはわからぬとしても、いやしくも医学博士の学位を持ち、そうして、赤十字の血液センターの所長をしておる地位にあって、どういうことで参考人としてこの委員会に呼ばれたのか、その当時のことはよくわかりませんけれども、とにかく、その当時の委員及び委最長のいろいろな相談の結果、適当であるとして呼ばれたんだろうと思うのです。
ここでこういう陳述をしておるのです。
ガン細胞は分裂増殖しない。
これはたいへんなことですよ。
もしガン細胞が分裂増殖しないということが正しいとしたら、
いままでのガンに対するいろいろな説というものは全部間違いだということなんです。
私の知っている限りでは全部間違いだということになる。
どうですか、これは、病院長。
○塚本説明員
私は血液生理の専門家でありませんが、先ほどの血液のことも含めてお答え申し上げますと、われわれは、体細胞が異常な増殖をし、どんどん分裂してできた腫物をガンと言っているのでありますが、ガン細胞が分裂しないということは、根本から反対になっているわけです。
○齋藤(憲)委員
ここで、きょう委員会を開いていただいて、参考人に来ていただいて貴重な時間をいただいた価値が出てきたわけです。
一方は、ガン細胞というものは、赤血球が血液の状態によって異種細胞に変化していくのだ。
だから、赤血球が異種細胞に変化していくのだから、次から次にガン細胞ができていって、そのガン細胞というものは何も分裂繁殖しないのだ。
どんどんふえていくんだ、めちゃくちゃにふえていくことはふえていくんだけれども、そのふえ方というものは、決して細胞の分裂増殖によらないのだ、赤血球がガン細胞に変わっていくのだという、これは森下博士の説ですね。
ところが塚本国立がんセンター病院長は、単細胞が分裂繁殖していくのだから、そういう説に対してはまっこうから反対だ。
さあこの実験をひとつやってもらいたい。
これだけはっきりした対立というものが浮かび上がった以上は、これはどうしても科学技術振興のたてまえから解決していかなければならぬわけです。
これは政務次官どうですか。こういう問題を解決していくのに調整費というものがあるので、いままで科学技術庁ではガンに対して三回調整費を出しておる。
その金額は大体一億円に近い。何の目標に向かって調整費を出したか、調整費を出した目標と結論というものを私は聞いておりませんけれども、進歩に対する効果というものは全然なかったように私は思う。
ですから、こういうように、
一方は、血液が変形をしてガン細胞をつくっていくのだ、
一方では単細胞が、いわゆるガン細胞が一つできると、いまの病院長のお話だと血液の中にガン細胞が一つできると、これがどんどん分裂繁殖していってたくさんになってくる。
全然根本的に違うんですね。
こういうところを詰めていかないと、私はやはりガン問題というものは解決しないと思う。
科学技術庁はガンに対しても大いに取り組んでおられるのですからこういう問題を取り上げて、お金がなかったら調整費から出してやる、
それでどっちが正しいかという実験をやるということを私はお願いしたいのですが、どうですか。
○梅澤政府委員
ガンの問題につきましては、先生先ほどおっしゃいましたように、第四十国会のときにこの委員会で取り上げられました。それが三十七年でございます。それから三十八、九年まで私のほうの特調費で、できるだけガンの厚生省の研究に補強の金を出しまして、四十年ごろから厚生省のほうでガンを重要対策に取り上げましてガンの研究費はそこから相当ふえてまいりました。そして現在までまいりましたので、私たちのほうは特調費でガンのほうの補助をしておったということであります。その間に確かに問題はSIC等にて起こりました。この件につきまして、厚生省とわれわれのほうと御連絡をとりましたが、いわばこの研究を事実上――ちょっと私も昔のことで忘れておりますが、引き受けてやってくださる研究者を見つけるところに非常な苦労があったのが厚生省だと思います。したがいまして、私どもは、調整費がございますから、これからも厚生省のほうと十分に御連絡してやらせていただきたいと思います。
○三宅委員
関連して。ただいまの斎藤委員の御報告、私、実に重大だと思うのです。
私自体、ガンに対して学会から治療界から非常な努力をしておられることは承知しておりますが、実にガンの診断についても治療についてもこれからだと思うのです。
現に私の非常に印象に残っておりますことは、私の知人が背中が痛くて痛くてどうしようもないというので、方々の医者に見てもらったがどうしてもわからない。
癌研で田崎先生にお願いをいたしまして、レントゲンをうんととってもらった。そうしたところが、田崎先生が私にレントゲンを見せられまして、ガンのけは全然ないと言っておられましたけれども、痛みは去らない。
その後、結局背骨のりしろのところにガンがありまして、順天堂病院でその人は死んだのであります。
そして、御本人の田崎先生自体もガンでなくなられたのであります。
私は、そういう意味におきまして、ほんとうにどうにもならぬことをガンというのですから、ガンというだけあって、いかにガンというものが業病であるかということを痛感いたします。
そういう意味におきまして、世界的に現代の医学が追求いたしまして、ガンに対しましては、その原因がわかっておるかどうか知りませんが、原因についても、いま申されましたとおり、森下さんといろいろ意見が違ったりいたします。
ほんとうにまだ模索の状態ではないかと思うのであります。
したがいまして、そういう意味においても、
行政府なんというものが、こういう学術的なことについて、内容に干渉すべきではないけれども、
学界における偏見であるとか、派閥であるとか、そういうものに左右されて、民間の医者の中で、とんちんかんな議論が出ることもあるでしょう。
あるけれども、ほんとうにわかっていないし、
日本の最高の権威である癌研においても、たった一週間か二週間前の、背骨のうしろにガンがあるのがいまのレントゲンではわからぬで、
最後にわかって、順天堂で死んだというような事態を見ても、
その意味において
行政府は、学界におけるそういう論争などに対して金を出したり、いろいろいたしまして、
それぞれ全体として発展させるということが、私は、その任務じゃないか、
研究調整費の任務じゃないかと思う。
斎藤君が、さっきの問題についてあとにするなんと言っておられますけれども、こういう問題については、
ほんとうに幅広く論争させたり、それに便宜を与えたりする。
先入観を持たない。
厚生省の医務局長が、オーソドックスの医学者として、学界における定説を支持される、それはよろしい。
けれども、
こういうわかっておらない問題については、異説に対してだって相当に金をかけるべきだと思うのであります。
時間がいただければ、私はついでに質問いたしますけれども、たとえば、小児ガンなんというものは、実は私はこの間までほとんど知らなかったのであります。
そして、いまも承りますと、白血病が原因だというか、白血病のことを言っておられますけれども、私は、小児ガンの増加などについては、最近の科学技術の発展による公害関係の影響があるのではないかということを、私ども医学に全くしろうとの直観で感ずるのであります。
特に、きょうこれからやります農薬の問題などについて、ともかく、われわれの子供のときには、チョウチョウは飛んでおる、バッタは飛んでおる、ドジョウはおる、タニシはおるということで、田園というものが実に楽しかったのでありますけれども、これがおらなくなってしまった。
それによっていもち病がなくなったということはけっこうだけれども、
同時に米の中に農薬の悪い、ほかの動物を殺しましたものが入っておりまして、
それをたくさん食っておりまする間に人間の生命に大きな影響を及ぼすということは、
しろうとの感覚のほうが正しいと私は思うのであります。
そういう意味におきましても、あとからもう一ぺん時間をいただいて、小児ガンのことについては聞きまするけれども、
ただいまの斎藤君の議論は、ひとつ委員長が扱われまして、委員会全体の意見として、
ひとつそれをやらしたらいいと思うのであります。
やってもらわなければならない。
ともかく、研究をして、一つの意見を出して、それが学界の定説と違ったからといって、
ただ排撃するのではなしに、
公平な立場で試験する。
それ自体にはたいした権威がなかったけれども、その付属物で何か大きな発見があったりすることがままあるのですからして、
私は、そういう点は、斎藤君の意見を委員会としてもほんとうに支持してやらなければならないと思いますから、
ちょっと関連発言を求めた次第であります。
田崎さんの話も出ましたので、ひとつ病院長から、私の発言に対して御答弁がありましたら答弁なり、教えていただくことがありましたら教えていただきたいと思います。
○塚本説明員
いまの小児ガンの問題、そういうことがどういうことからふえてきたかというようなことですが、いろいろ――御説のとおりであります。
ただ、誤解がございましたようですから、もう一ぺん私から斎藤議員に対してもお答えさせていただきますと、単細胞からガンができるのではなくて、からだのどこかの細胞、体細胞、それが、何の原因かわかりませんけれども、あるときにそういう変な細胞に変わって、どんどん分裂して増殖していくのがガンだということを私はいま申し上げた。これが一つであります。
それから血液とガンの関係、これは、私は血液の生理学者でございませんから詳しいことは存じませんけれども、放射線でガンをなおすという立場から私たちが従来やってきましたことから申し上げますと、先ほど申し上げましたように、体細胞からできますから、胃からできたガンは、胃の粘膜の構造がどこかに残っているような意味のガンになります。これをわれわれは腺ガンと申しております。皮膚からできたものは、皮膚の構造を残しながら、非常に鬼っ子になって、こういうところにかいようができたりしてまいります。一方、血液の細胞と申しますもの、ことに赤血球と申しますものは、その中に核もございません。核があるなしは、細胞の生き死にということとかなり密接な関係がございます。したがいまして、赤血球の、最後にからだを回っておりますときの役目は、肺に行って酸素と炭酸ガスを交換するに必要なヘモグロビンというものを持ってからだを回って歩いておるわけでございます。オルソドックスな説必ずしも正しくはないかもしれませんけれども、われわれが食べましたものから血となり、肉となる、これはある意味で真理だと思います。しかし、血液というものは、そういう赤血球のほかに血奨というものがあって、それで栄養を方々へ送っておるわけでございます。その血奨は、確かに腸管から取り入れた養分を運んで適当なところへ持っていっております。そういう意味で、そういう死んだ細胞が、どういうことか知りませんが、お考えは自由でございますけれども、それがガンのもとをなし、また、それが血液に返っていくというような考え方というものは、われわれの医学常識ではちょっと考えられない。ですから、それは実験をしてくださるとおっしゃれば、そういう場面もあっていいかと思いますけれども、少なくともガンというものはどういうものか、そしてそれは、確かに、いまおっしゃったように、大家である先生が見ても見つからない。これは幾らもあることで、われわれも大いに反省して、大いに努力をして、もっと勉強しなければいけないと思っておりますが、そういう研究としてまだまだわれわれが取り上げなければならないたくさんの問題がありますし、そういう意味も含めて根本の問題も考えていただくということはたいへんけっこうだと私は思います。ただ、いままでの学説が非常におかしくて、新しい説がぽんと出てくれば、それをなぜ取り上げないかという、それだけの議論というものは、いろいろな立場から考えがあると思うのです。
問題は、そういう意味で、私たちも大いに勉強はしてまいりますけれども、もう一つ重大な問題は、骨髄ではなくて腸から血液ができる。それは少なくとも私たちが習い――これは何も、外国のまねをしているとか、そういう意味じゃございません。胎生期には、血液というものは方々でできてきます。子供のときはまだ長骨でもできます。しかし、おとなになりますと、血液というものは、ある一定の量があれば足りるものですから、それで、血液をつくっているのはおもに、背骨にある短い骨の骨髄でありまして、そこを取って細胞を見ますと、血液の最小のものであるような非常に未熟な細胞から順序を追って最後の血液までの細胞が発見されます。そういうことが、われわれが血液が骨髄でできているという説を支持しておることのおもな原因だというふうに御了解いただきたいと思います。
○三宅委員
病院長から承りたいのですが、私のさっき話しましたことは全く私のしろうとの勘でありますから、違っておるかもしれませんけれども、先ほど申しましたとおり、小児ガンというものは最近非常に注目されている。最近非常にふえている。これは単に診療技術の進歩によってその発見が多くなされてきたというだけではない。私はそれほどガンの診断がおくれておるとは思いません。しかしそれだけではなくて、私の勘では、いま申しましたように、空気の中における近代産業の悪い公害的な影響だとか、農薬の中における影響だとか、いろいろのそういう影響があるのではないかという勘がいたしますが、実際上診断されたり研究されたりしたあなた方の判断におきましても、どうして急に最近子供のガンがふえてきて、そして、その原因は大体どこにあるかという点についてちょっと御答弁をいただきます。
○塚本説明員
これはさいぜん私同じことを申し上げたのでございますが、三宅委員がまだおいでになりませんでしたので……。
一説によりますと、非常に微量にふえておる放射線というような環境も関係がありはしないかという説もございます。これもはっきりしたことではございません。もちろんそういう意味で、全部いろいろなそういうものを含めた環境的な因子というものを否定できないということが一つ。
それから、先ほどちょっと申し上げました白血病というものは、わが国は、諸外国に比べますと、ふえたようでもまだぐっと低い状態でありまして、これも説でありますからあまりはっきりしませんけれども、たん白食を多くとると、つまり国民の栄養が上がってくると、むしろ白血病はふえるのだという説もございます。これの真偽も、私は自分で調べたわけでございませんのでわかりませんが、動物実験でそういう結果を、ネズミの白血病について出している学者がございます。
○三宅委員
ありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー
この委員会では論争の種になって始まった「鼻くそ論論争」国会証言も何度か繰り返す内に、癌研の権威、田崎博士はなくなり、牛山博士も登場しなくなり、今度は新血液論(新医学論ともいうべき医学の革命論だろう)の対決という場に移ってきたようです。
とにかく、
斉藤委員(何度かのこの委員会のうち途中で落選のため欠席があった)の理路整然とした質問内容は、今の時代にもこういう委員会を開いて、まったくおなじ事を発言しても良いくらいです。
実際、40年後の今日、早急にこういう委員会を開いて、「40年前のあの医学論争はどうなった?厚生省は何をやってきたのだ?医学界は実験をしてみたのか?」と問いただすべきです。
それは、医療界全体でどれだけの国費で研究費を使ってきたのか(それも40年間分)、そして40年前と較べてどれだけ癌治療に貢献したのか(誰が見てもマイナス効果なのだが)
こんな!
簡単な!
ことができない!!
それは40年前に既に斉藤委員が「あんまり馬鹿馬鹿しくて、あきれてしまって怒る気もしない・・」と言ったかどうかは不明だ(笑い)
しかし、嗤っている場合ではないだろう!!
その間、間違っている治療法だったとしたら、それで死んでいった癌患者がどれだけいたことか?
そんなはずはない??
なら、なんで公開実験をやらなかったんだ!!
と、まあまあ怒らずに・・・・次へつづく