「怒りの感情」の正体とは!? | 身体の専門家 新潟市中央区の整体師・癒しの総合空間 森の家。の 米澤康志です。

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新潟市中央区の整体院「癒しの総合空間 森の家。」は安心の無痛整体です。お身体を整え、健康づくりのお手伝いをさせて頂き、お客様が元氣になり、笑顔でお帰り頂くことが最大の喜びです^^
元県庁職員でしたが、整体が大好きで転職したちょっぴり変わり者です

今回の心と身体の健康情報は
「『怒りの感情』」
の正体とは!?」
です。


先週の心と身体の健康情報は、
「病気の根本的な原因は気持ちから」
というタイトルで、

感情(喜怒哀楽)、不平不満を
溜めずに出しましょう。

それを溜めてしまうと、身体の中に
蓄積していき、「病気」という
カタチで現れます。

まさに、「病気」とは、
「気が病む」ことから。

とお伝えしました。




今週は、その感情の中でも
第二感情と言われる
怒り」
について、お伝えします。


感情は
怒り、悲しみ、不安、喜び、
興奮、感動など、誰でも持っていて、
全て必要なものです。





例えば、「恐れ」は私たちに
危険のシグナルを出して逃げる
ことを備えさせます。


「怒り」は私たちのエネルギー
を高めて、敵から身を守るために
より強くなるようにさせます。



神経心理学者のアントニオ・ダマシオの研究で、
脳に損傷があり感情意識を奪われた人は、
論理的な意思決定を行うことが出来ない
事が明らかになりました。


つまり、
感情は、意志決定を導くもの
であるいう説を提唱しています。


よく分かったようで、分からない研究結果
ですが(笑)、
どうやら、この感情は
生きる上で、とっても大切なものであるし、
理解して、大切に扱うことで、豊かな人生が
送れるようです。


そんな感情ですが、
取り扱いを知らないと、
特に、嫌な感情(怒り、悲しみ、不安など)
に大きく支配され、不幸の道を歩むことにも
なりかねません💦


学校では、この感情というものを教えてくれない
ので、自分で学ぶしかありません。


そこで、このブログで
これら「感情とはどういうものか?」
をお伝えさせて頂くことで、
少し俯瞰的にみることができ、大きく支配されることが減ってくるのではないかと思っています。


なお、私自身、心理学は学んだことはありませんが、
整体師となり、丸6年経過して、延べ3,000名の方といろいろなお話をさせていただいたという実績と、心の分野は昔から興味があった内容で、学んだことを何回に分けてシェアさせて頂きたいと思います。



今回は怒りの感情について、
少しみていきたいと思います。


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御池メンタルサポートセンター 臨床心理士 内田千智さんは、次のように伝えています。


怒りというのは、不当な扱いや理不尽な
言動にさらされた時、人が感じる自然な
感情です。

心理学の世界では、怒りは第二感情であると
言われています。

第二感情とは、二番目に出てくる感情のことで、
怒って当然と思える出来事に対し、
実は怒りよりも先に生じている感情がある
ということです。


ということは、直前に生じた感情が
第一感情になりますが、ほとんどの場合
それは怒りの裏に隠れて自覚されません。



一体どんな感情なのでしょうか。

それは大抵、悲しさ、寂しさ、恥ずかしさ、
不安、困惑、恐れ…
そういうネガティブな種類のものと
いえるでしょう。


例えば、部下に頼んでおいた仕事が期限に
なっても提出されない。


こんな時「業務の期限は守るべきだ!」
と怒るのも無理はありません。


また、子どもの帰宅が遅いことにイライラし、
帰って来た子の顔を見るなり
「何時だと思っているの!」
「一体どこに行っていたの?!」
と叱りつけてしまうこともあるでしょう。


では、これらの怒りの前にある
第一感情はどんなものでしょうか?



上司の場合
「部下への期待がかなわず悲しい」
あるいは
「段取りが狂って困った」
という気持ち。


子どもには
「何かあったのではないかと心配だった」
そんな気持ちが働いているのではないでしょうか。


この悲しいや困った、心配などが第一感情です。
これを感じたことによって、怒りが発生した
のです。


締め切りや門限という守るべき約束を
破られたのだから、怒りが湧くのは
自然なことです。


ただ、本心であるはずの第一感情に比べて
怒りのエネルギーはとても強いため、
相手に伝わるのは第二感情の方だけ
になりがちです。



「期待していたけれど、今回は残念」
「何かあったらどうしようと、心配で不安だった」
そんな本当の気持ちを置き去りにしたまま、
怒りだけが伝わってしまうと、
大切な人間関係が損なわれることにもなりかねません。

自分にとって守るべきルールを破った
相手に怒りをぶつけるその前に、
ほんの少し間をおいて、
怒りの陰に隠れているはずの第一感情
を見つめようとしてみてください。


自分自身の思いや願いに気付くことが
できれば、怒りをコントロールし
やすくなるはずです。

少しだけ落ち着いて、本当に伝えたい
気持ちを適切な言葉で伝えられたら、
身近な人達とのコミュニケーションが
より良いものになるのではないでしょうか。


※※※※※※※※※※※※

以上、引用終わり



※この画像はネットからお借りしました



怒りには、自分の本当の想い、
気持ち、願いなどが隠れているようです。
なので、怒ったときは、それを見つめてみたり、
怒りをぶつけられたときは、
相手の心情をみることで、
自分や相手に優しくなれるのでは
ないかと思いますおねがい


でも、まあ、いきなりはできないですし、
怒っている途中は無理かもしれません(笑)ので、
「やっぱり自分はダメだ~」と落ち込むのではなく、筋トレのイメージで、コツコツ積み重ねですね!



そして、何より、感情にどっぷり浸かると
沼にハマったようになります💦

自分だけ、何でこんな辛いのだろうと
いう、ループになり
「もう、この世はグレー一色」
という風になってしまうかも。


感情を見つめること=客観的に見れる
=沼から抜け出すことになりますので、
まずは、感情を見つめる練習(筋トレ)
してみませんか😊