今夜は予祝(2)です。
予祝とは、先に喜び、先に祝うことで、 その現実を引き寄せる、日本人が古来からやっていた夢実現法です。
日本人は予祝を知っている、知らないに関わらず、 花見をしたり、乾杯をしたりして、 予祝・前祝を自然としていました。
プロ野球の球団・阪神タイガースの矢野監督は作家ひすいこたろうさんの大ファンで、 予祝を取り入れて、 現在、セリーグ首位という快進撃を続けています!
阪神は、「子供たちにかっこいい姿を見せたい」というチームの方針で、 監督・コーチ・選手・スタッフの皆さん、全員が今盛り上がっています!
例えば、 凡打でも全力疾走、前向きな失敗はokなど、 選手が伸び伸びできる環境なので、 阪神タイガースの選手は自分の力を精一杯だせる雰囲気のようです。
この予祝・前祝いで大事なことは、 「楽しむこと、面白がること」と書いてあります。
古事記に、スサノオが悪さをしたため、アマテラスオオミカミが岩戸に隠れ、世界が闇に覆われたという物語がありますが、 そのとき、困った神々は、岩戸の前で楽しく踊り、お祭りをしました。
すると、その楽しそうな笑い声につられて、アマテラスオオミカミが顔を出しました。
その瞬間、皆の顔(面)が、一斉に光で白くなりました。 それが、「面白い」の語源だそうです!
古事記で伝えたかったこと、 それは、
「光が閉ざされ世界が闇になったときは、踊ったり、楽しんだり、喜んだりして、面白がること」
なんだと思います。
今、コロナ禍で先が見えない、不安な世の中です。
また、ご自身の体調やご家族のこと、仕事のこと、人間関係など、悩むことが多々あると思いますが、
時には、楽しむことや、喜ぶことが必要かもしれません!
「なりたい未来、理想の未来」を楽しんで、喜んで、面白がって設定する。
一度きりの人生、やってみるのもいいかもしれませんね!