今まで食べていたしいたけはなんだったんだ?
と言いたくなるほど、原木しいたけは。
肉厚。
ジューシー。
香り豊か。
そもそもしいたけには「原木」と「菌床」がある事を、ここ群馬に来るまで知らなかった。
原木栽培:樹木を扱いやすい大きさに切り、そこに菌を植え付け栽培したもの。
菌床栽培:樹木を粉状に粉砕したものに米や麦のぬかと水を加え成形し、そこに菌を植え付け、ハウス内で栽培したもの。
そして、菌床は半年でできあがるが、原木は1年半以上かかる。
なのに、中国産しいたけの流入以降、日本産しいたけの価格は下落の一途だそうで。
菌床も原木も同じ価格(100g140円)で市場取引されているのは、如何なもの。
手間暇かかっていて健康へのメリットもより高い原木しいたけは、消費者がよいものを判別でき、その価値に気づく事が必須。
JAS法により「原木」「菌床」の栽培方法の表示が義務付けられていますので、しいたけを買われる際は原木を選んでみてください。
中野さんブランド であれば、なお。
お母さんの手作りすいとんは農作業で冷えた体を芯まで暖めてくれました。
今回も色々と感じるものがあった群馬の研修ですが、3月のネパール農村研修へと続きます。
日本同様に過疎化が進むネパールでは何を感じ取ってくるか。
楽しみ!