蟹のお話です。

ある日、漁師が海辺で蟹を採っていました。
漁師の両脇には二つのケース。
一方には蓋がしてあり、もう一方は蓋がしてありません。
通りがかりの人が漁師に質問をしました。
「どうして一方には蓋をして、もう一方には蓋をしていないのですか?」
漁師は答えました。
「蓋のあるケースには日本の蟹を入れ、蓋のないケースにはホンジュラスの蟹を入れています。
何故なら日本の蟹は一匹一匹が積み重なり助け合いながらケースから脱出しようとします。
しかし、ホンジュラスの蟹は一匹が出ようとすると、もう一匹が引きずり落とすので蓋をする必要がないのです。」

この話を私は大家さんに聞きました。
彼女が以前受けた研修の内容のひとつだそうです。
ホンジュラスの人々はエゴが強くでプライドが高くて、扱いが難しい。
私が関わるどのプロジェクトにも言える事は、個人主義が強く組織力が足りない事。
この蟹の話とゆで蛙の話などの例を引き合いに、受益者の意識をひとつに纏めようとしています。
記事を配って組合の重要性を訴えます。
それでも反応してくれる人は一握りなのが悩みなのです。

