バス停一の稼ぎ頭である、この女の子。

vendedorita


今日訪れた時には何故か泣いていた。


理由を問い正してみると、69レンピーラ(約420円)の稼ぎを紛失してしまったとの事。


嘘か本当かわかりませんが、近くに居た男の子は彼女は家に帰ったら親にベルトで叩かれる事間違いなしと私に訴えます。


それを聞いて、女の子はまた号泣。



財布に手が伸びかけましたが、そこは治安の良くない地域。


周りには子供を含めた大勢の人。


お金を持っている日本人と思われると、今後の活動も危ぶまれる。


結局たった69レンピの喜捨も行えず、ただ女の子を慰めることしかできませんでした。


私の判断は正しかったのか、戻ってお金をこっそり渡すべきか、帰路途中悩み続けました。



ここでは、大人達が子供の稼ぎを頼りにしているケースがある。


子供達も大人の期待に答えようと、友達と遊びにでかけたりする事無く、土日も朝から晩まで働く。


その様な日本では考えられない世界に、私の理解度にも限界を感じます。


女の子の涙の理由は、単に親から叱責を受ける事への恐怖なのか、家族を支えて行かなければならない事に対する重責からなのか、仕事に対するプライドからなのか、解る由もありません。


きっと私が流したことのない類の涙なんだと思います。