「古くさいよね。」 と突然お父さん。
「何が?」
「夏くんの顔。」
ええっ!!!!! 今なんと!?
いや~ ほんとだぁ~
古い! 古いだけじゃなくって、古くさい!
お父さん、とどめにもう一言。
「昭和って感じ。」
う・・・う・・・・うん。そうねそうね、たしかにイマドキの顔じゃない。見れば見るほど昭和。
夏くんあのね、お母さんはね、イギリスが好きなの。イギリスの何もかもに憧れてるから、もちろん夏くんにもイギリス人になってほしいのよ
栗金色の髪に、黄金色の眉毛、高い鼻に、さらりとVネックのセーターを着こなして、図書館とかを歩いて欲しいのよ~![]()
なのに、なのに、和
しかも昭和。
一文字の眉、鼻ぺちゃ、どうみても、甚平と下駄が似合う 夏くん・・・
そうね、日本人だもの。 どこにも外人らしい要素のない私の血を受け継いでるんだもの。
じゃぁせめて「アンティーク クラシカル ジャパニーズ 夏くん」 と呼ぼう 
