まずは、救急車を呼んで下さった、家族連れのお父様とそのご家族。
呼吸が荒くなる私に、「深呼吸、深呼吸」と声掛けしてくれた若い女性方。
そばにいて下さった方々。
救急隊の皆様。
お名前を聞くことも、御礼を言うこともできないままで申し訳ありません。
このブログを見られる可能性は0に近いですが、この場をお借りして御礼申し上げます。
脱臼骨折 当日
15:25
遅い昼食を終え、職場に戻ろうとお店を出た数秒後、わずかな段差でおっとっと~
激痛で動けず、歩道に伏せってしまった。
踏ん張ろうとして、右足を捻る。
「あー、こりゃ捻挫したな」と思った瞬間、さらにバランスを崩し、
ありえない方向に足が曲がり、驚愕したとほぼ同時に音が聞こえた。
「バキッ」
のち、どたっ。
激痛で動けず、歩道に伏せってしまった。
足首の少し上・弁慶の下あたりがみるみる腫れてきて、足首グラグラ。
道行く親切な方々が駆け寄ってくださるが、まともに会話ができない。
あまりの痛みに、大袈裟だけど息も絶え絶えの状態。
駆け付けてくださった方が呼んでくれた救急車が到着し、転けたときの状況と身元の確認。
どうにか足を伸ばし、毛布をかけてもらいストレッチャーで車内へ。
直ぐには出発せず、車内で再度、身元や連絡先の確認と、どこの病院が良いかの確認。
・・・通院のことを考えての確認だそうです。
ただ、自宅や実家の近くの病院も知らないので、お任せしますとお伝えしました。
救急車がサイレンを鳴らし、1分弱で病院に到着。
病院でも、身元の確認が行われる。
レントゲンを何枚か撮り、「脱臼骨折」の診断。
十中八九手術が必要で、その前後に入院が必要なこと、
その前に、先ずは脱臼を治す必要があるという説明を受け、
痛み止めを打って脱臼を整復。
・・・痛み止めを打つとき、「気休めにしかならないかも…」と言われましたが、全く痛みを感じることなく整復してくださいました。
整復後、再度レントゲン撮影。
脱臼がきれいに戻ったのを確認して、固定。
ベッドのまま診察室?に移り、よろよろベッドを降りると、
看護師さん「あらっ、思ったより背が低いのね」と。
はい、よく言われます(笑)
高さを調節した松葉杖と、買ったスリッパを履いて、先生のところへ。
足首を2箇所、骨折していること、
腫れが引いたら手術が必要であろうことを改めて説明され、
「腫れると思うから、今日から入院しますか?」と問われたので、「お願いします」とこたえたら
看護師さんが「通院されている患者さんもいるので、とりあえず今日は帰って、ご両親に手伝ってもらうなりして、家でやってみてください。それでも難しければ入院を考えて」と宣う。
それを聞いた先生は、ほのかに笑いながら「じゃあ、そうしてください。」ですと!
ひとり暮らしの家は部屋まで階段で、家の中にも段差が沢山有ること、
両親が年老いていて、介抱してもらうと共倒れになりかねないことを伝えるも、入院はさせてもらえず。
そして、「危ないので、今日は迎えに来てもらうか、タクシーで帰ってください」と、見送られ待合室へ。
翌日、改めて診察と精算にくるようにとの指示を受ける。
タクシーで帰るといっても、お財布に入っていた1万円は救急処置代と松葉杖の預かり金で払ってしまったし、
荷物を抱えて、不慣れな松葉杖でATMに行くのは、とても無理。
次の急患もきていたし、病院側が大変であろうことは想像できるが
現実を考えると、途方に暮れそうになる。
と、時計を見ると16時半過ぎ。
取り急ぎ、職場と上司に連絡。
直帰することと、明日の診察が終わったら改めて報告することを伝える。
そして、両親へ連絡。
びっくり仰天とはこのこと、と言うくらいの反応があり、
都会の運転を極力避けてきた両親が、迎えに来てくれることに。
申し訳ないやら、ありがたいやら。
一旦、自宅に寄るが、部屋までの階段はやはり厳しかった。
特に下りは恐怖。壁に縋りつくようにしながら降りた。
即入院になっても大丈夫なよう、
入院にならなくてもしばらく実家で過ごせるよう、
着替えや保険証を回収し、実家へ。
ドアの開け閉め、車の乗り降り、砂利道、玄関の段差、敷居、トイレ、
怪我をする前、ほんの3~4時間前まで意識することなくやっていたことが、
考え考え、恐る恐るにしか、できない。
そして、この状態で通院治療は無理、と改めて感じた。
明日の診察で、入院させてもらえるよう、お願いすることを決意し、痛み止めを服用して早めに就寝。
4時頃、疼いて眠れなくなる。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
転けたのは、段差といっても、10センチ程度。
普段は気にも留めないくらいのもの。
今までも、「普通に」歩いていた場所。
それが、こんな大惨事になるとは…