八百屋起業10周年! | 旬畑(しゅんばたけ) 大阪市東三国の八百屋

旬畑(しゅんばたけ) 大阪市東三国の八百屋

大阪能勢、京都の朝採れ有機野菜(無農薬野菜)も扱う八百屋。
大阪市淀川区東三国に旬畑の八百屋があります。
新鮮でいい野菜をよりお安く売っています。

2015年3月1日から八百屋を始めて丸10年になりました!

 

当時は「金なし」「コネなし」「知識なし」「経験なし」からのスタートで

 

よくもまぁ10年も続けられたなと思います。

 

 

 

当初のレベルでいうと

 

・接客業したことがないので常に挙動不審

・野菜を料理したことも買い物したこともない

・野菜を聞かれてもわからない

・値段のつけ方、売り方など全てわからない

・野菜の仕入れ先がほぼ決まっていない(農家直)

 

などミラクルな状態でした!笑

 

「無知こそ最強」ですね。

もちろん、ネットで調べたり本で調べましたが

当時は八百屋の起業の情報なんてどこにもありませんでした。

 

 

 

なんで続けられたかと振り返ると

 

・初期費用をかけなかった(友達と自分でDIY+八百屋の起業は初期費用は少ない)

何人かに「初期費用をかけて最初からもっと規模を大きくしないと」と言われ

「仮に潰れたら再起動できなくなるので」と答えると

「最初から潰れることなんて考えるなよ!やる気出せ!」と怒らましたが

自分が正しかったと10年かけて証明できました。

 

 

・八百屋の利益が一日数百円でも、閉店後にバイトをしていたこと。

 いきなり成功するなんて思っていなかったので、続けることを意識してました。

 コンビニでバイトしてたら同級生に会って八百屋起業のことを話すと

 「がんばれ」とは言われたものの、

 "起業なんてうまくいかねぇよ" 

 "(ほんとはやりたくないけど)正社員(自分)の道が正しい”

 "失敗しろ”

 って明らかに思われていたでしょう。そんな見下した態度でした。

 今の時代、直接本人には言わないですが、逆に悔しくてモチベーションになりました。

 

 

・常に問題意識をもって、解決策(プラン)を試していた→高速PDCA

地方から有機野菜も送ってもらう→鮮度がいまいち+送料が高い→地元で農家さんを探そう→能勢に行って農家さんとつながる→店舗販売が伸びるがまだまだ売上が低い→「朝採れ無農薬野菜の配達」で売上を伸ばそう→ホームページを自作→チラシを自作→自分でポスティング→...など常に考えながら行動していました。

 

 

 

 

これらを行うことで

能勢の農家さんと出会い、強固な仕入先が生まれ

徐々に八百屋のコネや中央市場のコネができ始め

販売や野菜の知識と経験が溜まっていきました。

 

 

ここまででスタートして2年間で

さらに弁当販売、2店舗目、コロナ、近くのスーパーが潰れ新たに強力なスーパーができる

など10年間にたくさんの大きな波がありましたが、何とか乗り越えてきました。

今では最初と比べ、全然違う景色で見られるようになりました。

 

次、10年はどうなるのか自分でも分かりませんが

ひとつひとつ目の前のことに全力でやっていきます。

 

 

自分が八百屋起業してかなり苦労してきたので

新たに八百屋をしたいという方にサポート事業もしています。

恐らく日本で初めての八百屋コンサルタントです。