編曲のご依頼がありました。
「素人のアマチュアですので〜💦」
とお伝えしましたが
それでも、とおっしゃって、
只今、編曲を頑張っています。
私のピアノ演奏を聴かれて、また、
ピアニカやヴァイオリンを演奏する、
その素朴なイメージが合うのだそう。
面識のない方から、驚きのお声がけです。
編曲の勉強にもっと励まなければ
いけません。
そして、著作権の勉強が必要ですよね🌟
全くの不勉強なのです。
今回ご依頼を頂いたのは、ポップス。
歌詞があります。
原曲は楽譜がなく、音源のみ。
自由にアレンジして下さいね!と
おおらかに言って下さいますが、
何年も、大切にあたためられてこられた
曲のようです。
楽しい、だけではない、責任を感じます。
ずっと歌い継がれ、聴いていかれるような
曲にしたい、との想いをお持ちです。
仕上がりイメージやご希望が
おありだと思うので、
なるべく添えるようにさせて頂きたいと
思います。
ヴォーカルの方のお声はかなり低いです。
ここに、ピアノパートや、
オブリガードとなる楽器のパートを
書いていきますが、
全体の音域のバランスが難しい。
原曲の音源は、ギターの伴奏です。
ご依頼主は、このイメージが
元だと思うので、大きく崩したくない。
でも、そのギターの伴奏形で作ると、
イメージがそちらに引っ張られ、
アレンジの自由度、幅が、狭くなります。
(私の個人的な感覚です)
どうしようかな、、
考えてみて、2パターン作る事にしました。
1つは、ギターの伴奏の音型を
ピアノ伴奏で再現。
そこにゆるいオブリガードを付けた、
シンプル版です。
楽譜で言えば、イメージは『初級用』。
もう1つは、
弦楽合奏のような、流麗で自由、
広がりのあるアレンジです。
キーをもう少し上げて。移調します。
柔らかく、のんびりした感じに。
私はこちらを考える方に、
ワクワクを感じます😊
制限が少なく、より自由ですから。
オブリガードも、1つではなく
2パートくらいに分けたい。
ヴォーカル、オブリガード2パート、
ピアノ、の編成ですね。
ピアノを弾きながら歌ってみて、
オブリガードを頭の中で鳴らす。
なかなか大変な作業です。
うまく流れない所、
フレーズが思い浮かばない所は、
自分が理解できていない証拠。
たった1音変えるだけで
ニュアンスが変わって来るので、
何度も繰り返して弾いて、
頭の中のフレーズを流します。
すでに、歌とギターとドラムの編成は
作られているようなので、
編曲したものにドラムをつけて頂けたら、
カッコ良いですよね!
「楽しんで挑戦して下さい」
とのことですが、この曲を
広く知って頂けるように活動なさり、
また、演奏もされていかれるようです。
私は素人だし、プレッシャーです。
わからない事ばかり。
時間も使い、これが常に頭にあるので
他の諸々と両輪で進めて行くと、
うまく運ばないものも出てきます。
楽しいけれど、
産みの苦しみでもあります💨
でも、こんな私が勉強させて頂ける
大きな機会です。
精一杯、励みます。