最近、1つ演奏会に参加したら、

そこからまた次の演奏会の

お誘いを受ける機会が増えています。


これは私には嬉しく、幸せなことピンクマカロン

新しい方とも知り合って、

大きな刺激を頂きます。



以前、仲良くしていた音楽仲間の方が、

参加される演奏会のご自身の演目について

このようにおっしゃいました。

「自分が楽しければいいねん」


その頃の私には、

そうは思えませんでした。


聴いて下さる方があってこその、演奏会。

どんな感情でも、何かの記憶でも、

ほんの少しでも、想起して下さると

嬉しい。

だから、聴いて下さる方を想像して

曲を選ぶ気持ちが大きかったです。


それは今でも変わっていませんが、

そのお仲間が

自分の選んだ曲を楽しそうに、あるいは

真剣に哀しみ等を心に感じながら

演奏している姿に、きっと聴く側も

同じ気持ちになるのだろうな、

と理解できるようになりました。



もうすぐ新年度。

仕切り直そう、ちょっとゆっくり考えよう。

しばらくのんびり練習する日々にしよう。

そう思っていましたが、次々と

演奏会の予定が入ってきています。


先日、鍵ハモデュオの

選曲と打合せをした時に、

対象となるお客様を考えた選曲を

しました。


それと同時に自然に湧き上がったのは、

それこそ、聴く側にとらわれ過ぎずに、

したい曲を選んでみたい、と

いうことでした。


例えば、世の中に『メヌエット』

と名前がつく曲はたくさんありますね。

地味なんだけど、聴いても楽しくないかも

しれないんだけど、

しみじみ、良いなぁ…と思う、

『メヌエット』達がいます。

相方さんと一緒に弾いてみると、

やっぱりとても素敵〜


演奏会としては、選から外れる曲達だけど

いつか別の場所で弾いてみたい。

そんな話を、相方さんにしました。



先頃、

参加させて頂いた演奏会のお客様に

幼稚園の園長先生がいらっしゃって、

お帰りの際に、「園に何かしに来て」

とお声をかけて下さいました。


幼稚園音楽会が、実現する方向に

どんどんと進み出しました。

プロの音楽家のお仲間も一緒ですし、

このブログを通じてお友達になった方も

参加して下さる事になり、百人力です。


選曲やそれぞれの曲の担当楽器等は

これから話を詰めますが、

私の先生は幼稚園で毎年公演を

されているので、

アドバイスを伺いました。


どんな内容が喜ばれるのかなど、

教えて下さいました。

その中に、

「プログラム、園からリクエストを

頂けたらそれが一番良いよ」

とあり、早速園にお尋ねすることに。


どんな方が音楽会の対象となるのか、

どんな方向性を持って行うのか。

やっぱり私にはとても大事なことだと

思えます。


えいっ!と一歩踏み出せば、

思うままに演奏できる場所も、

聴く方を思って演奏させて頂ける場所も

あります。

これを幸福と言わずして

何と言うのでしょう。

40歳も過ぎて、

音楽をまた見つけられて、

よかった、

と思います。



頂いたモロゾフのチョコ🍫

猫好きにはたまらない可愛さです𓃠𓃠✨