今日は、
ヴァイオリンレッスンでした。
サルスベリも自由に、
のびのびと咲いています。
今日みて頂いたのは、
バッハのドッペルコンチェルト、
BWV1043 3楽章です。
私は今までの事を全てリセットして、
10年目のこれから、
ヴァイオリンをやり直そうと
しています。
そのための曲は何でもいい。
曲を使って、
自分のできていない事や弱点を
解決したい。
土台を作り直したい。
たくさんの曲を何となく、
楽しいなぁ〜って
弾き散らかす事は、今はしません。
今の先生は
音のひとつひとつ、3つの音の塊、
一小節、一つのフレーズ、
そして全体へと、
音の出し方から音楽的な事まで、
きっちり教えて下さいます。
私が直さなければならないことを、
余すことなく全部、指摘して下さる。
今の私に必要なことばかり。
とてもありがたいです。
・一小節の3拍目が速くなる
・小節を頭の音のカウントを気にかける
・発音をしっかり、ぼやけない
音を出す前に一瞬止まって、
弓を吸い付ける
・重音はアクセントテヌート
弓幅足りない、もっと弓を使う
・三連符の一つ目にアクセントをつけるが
後の音を抜きすぎない
いちご、いちご、いちご!
いっ、しか聴こえないよ?
*同じ音型で、同じ事を何回もしない
音型が上がっていたら、
ちょっとアピールしたら別になる
*躍動感、しかけを作らないとね
*音が移る一つ前の音
次がどんな音かで弾き方が変わる
その他、
書ききられない量のご指導。
「基本ができていないまま
デコレーションすると、
土台が崩れそうだから」
本当にその通りで、
今までの私がそれだったと思います。
たくさんのご指導の中で、
今日のレッスンで、印象的だったこと。
「昔言われたの、ピアノの先生に。
演奏会でピアノ伴奏して下さる先生に、
『あなたの指先にちゃんと目はある?』
って。
ピアノも一緒よね。
左手の指先に目をつけて、もっと見て、
って。
もっと指先にフォーカスして、
神経を行かせなさい、
って。」
「ピアノもヴァイオリンも、
(指を)置くことばっかり言う。
『離す時の緊張ある?』と言われたの。
置くだけじゃなく、
次の用意をして離す。
『(指を)上げる緊張感があるから
次のことができるのよ』って。」
いかに自分が全てにおいて
無造作に、意識なくやっているか、
よーーーく!!
わかりました。
しつこくて細かい、
うんざりするような作業、練習が必要。
どんな分野でも、
それをわかっている人は
していますものね。
疲れました。
できなさを実感しました。
剪定され、落ちていた
セイヨウヒイラギの枝を拾って、
わらび餅を頂いて、
心落ち着かせました。
また頑張ります。