人間の怒りには様々なリスクが存在すると思います。まずは高血圧のリスクです。怒ると血圧が一気に上昇します。よく顔を真っ赤にして怒る、という表現をしますが、それは頭に血が昇っている、血圧が急激に上昇しているということなのです。私は普段温厚だと言われていますが、怒ったり侮辱されたりすると顔が真っ赤になります。ああ今心臓が大変な騒ぎになっているな、というのが、怒りながらも頭のどこかで考えられるほどです。



あんまり怒ると血圧が上がりますよ、と昔のお父さんはお母さんに宥められていたのだと思います。確かに、怒りのパワーはすごいですからね。それが何かの行動のきっかけになることもありますが、大抵は憎しみによる怒りだったりするのであまりいい方向には向きません。怒りを相手にぶつけるのであれば、自分がより上にいくための力に回したほうが賢いですね。と、頭ではわかっていても、やはりむかつく目の前の相手には怒りをぶちまけてしまうのです。



私は怒りを溜め込んだりすることもないのですが、妙なポイントで地雷を持っています。ここのポイントは踏まないでほしいなあというのが結構多いのです。大抵は見下されたり侮辱されたり、そういうことをされると爆発します。プライドが高い、ということとはまた違うような気もするのですが、触れて欲しくないところが多いのかもしれません。馬鹿にされるというのが、何よりキライなのです。それでもなぜか、茶化してきたりいじってきたりする人が周りに多いのです。



うぎゃー!っと叫んで怒るわけではないのですが、私の地雷を踏んだ人とはもう二度と口を利かないということもあります。自分でも怖いなあと思います。普段は男っぽいものの考え方をするほうだと思いますが、そういうところでは執念深い。嫌なところだなあと思いますが、仕方ありません。人によって様々だとは思いますが、その人なりの地雷ポイントはあると思います。出来るだけそれを踏まれないように、普段からアピールすることも必要なのかなと思います。



とにかく高血圧のリスクを少しでも減らすためには、怒らないことが一番です。穏やかに日々を暮らすことができれば、リスクはかなり軽減されるでしょう。難しいですが、人に対して大きな心で接するように、それも訓練だと思います。練習ですね。最初からうまくできる人なんてあまりいないと思います。年をとってだいぶマシになってきま
したが、それでもやはりまだまだ気性の荒い自分です。怒りが収まらない時にはぜひこれを。



愛のうた~ピクミンのテーマ~/ストロベリー・フラワー


「引っこ抜かれて~集まって~飛ばされて~
でも私たち愛してくれとは言わないよ」



これこそが慈愛ですね。こうなりたいものです。怒りの気持ちはピクミンで溶かしてくださいね。



音楽とごはん