男性が女性にアプローチ するとき、色んなシチュエーションを考えると思うんです。初めてのデートに誘う、なんてときには「どこに行こうか」「何をしようか」「何を食べようか」とそれこそ頭が昆布巻きになってしまうぐらい考えることがたくさんあります。実際に準備することは大したことではなくても、やはり1発目の印象はその後を大きく左右しますから、力が入りますよね。



デートに行く場所やレストランなんかは慎重に考えると思うんですが、案外見落としがちにも関わらず印象を大きく変えるのが、車の中のBGMじゃないかな、と私は思うんです。車を使わない人は当てはまりませんが、車で初デートの時はその時にかけるBGMも慎重に考えたほうがいいと思います。なぜなら、音楽の趣味は割と色々なその他の趣味にも通じる部分があるからです。



例えばHIPHOPやレゲエが好きだという人は、そういう服装をしていたりしますよね。明らかにそうでなくても関係するアイテムを持っていたり、部屋のインテリアが南米だったりすることって結構あります。ハード系な音楽が好きだという男性は多いと思いますが、そういう音楽が好きな女性は限られると考えていいと思います。もちろん、ハードで爆音でウギャー!という音楽が好きな美少女だっているにはいるのですが、とても稀です。やはり一見清楚な女の子は好きな音楽も落ち着いています。



相手の音楽の好みがわからないまま、初デートを始める場合は最初から色々な音源を用意しておくのがベストではないかな、と私は考えます。本当に好きなものを最初からアピールしたいと思う気持ちはわからなくはないですが、それが原因で2度目につなぐことが出来ない、というのが最悪のパターンです。そしてそれは意外にも実際によくある話なのです。



何をかければいいのかわからない、準備するものがわからない、という人はまず間違いないところを抑えておけばいいのではないでしょうか。例えば「スピッツ」や「ミスターチルドレン」「斉藤和義」「いきものがかり」「木村カエラ」「aiko」あたりは外れが少ないかな、というのが色々試した結果彼女をゲットした友人の見解です。確かに嫌いな人もいるでしょうが、その確率が他に比べて低いといえますね。



たかが音楽と思うかもしれませんが、本当に嫌いな音楽をその日だけ好きになることはまずないですし、聞き続けるのも割と苦痛なものです。彼女のためにベストな音楽をチョイスしてあげるのも、マナーと言えるかもしれませんね。



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