午前中、JR中野駅周辺の「街中まるごと」で開催中の「アール・ブリュット(障がい者の手による芸術作品)」展を視察しました。



魂を打ちのめされる芸術作品が、商店街アーケードの空中、階段、小学校跡地等に多数展示されています。
芸術の心などほとんど持ち合わせない私でさえ、まだ鼓動の高鳴りがおさまりません。
下手な感想より一見を是非、お奨めします。
商店街振興組合の理事にもお話を伺いましたが、最終目標は中野区に専門の美術館をつくること、すごい心意気!

かつて秘書として仕えていた池坊保子衆院議員が、アール・ブリュット(アウトサイダー・アート、ボーダーレス・アートとも)に衝撃を受け、文部科学政務官、副大臣(当時)として、丸の内で展示会やシンポジウムを開催したり、有識者による「障害者アート推進のための懇談会」を立ち上げ、精力的に障がい...者アートの可能性を拡げてこられたのを傍らで見てきました。

障がい者の「余暇」だけではなく、一級の芸術作品として世界的に認められつつあるこの分野。常に芸術・文化の発信地である中野区ならではの取組みですが、品川区でも機会を捉え、その素晴らしさを発信していきたいと思います