このブログも終了が近い2 | 元楽天出店者のブログ

このブログも終了が近い2

私の中では楽天は既に終了しているけど、

(このブログの趣旨からしてもう終わり時)

まだまだコネタがあるので気軽に出していきます。


まずはなんで私が「楽天終わったな 」と思ったかを、遠まわしに説明してみます。



○株式会社KEIZAI 営業部2課

   がやがやしている社内。わたくしの元へ先輩が歩み寄る。


先輩   「お前、来期からAプロジェクトに来ないか。人が足りないんだ」

わたくし 「でも、人数は決まっていたはずですが」

先輩   「俺が急にリーダーになっちゃって、1人足りないんだよ」

わたくし 「Aって、悪天さんがリーダーって決まってませんでした?」


先輩   「それが、急に人事部長から通達があって、俺がやれって言われたんだよ。

       どうも悪天、色々悪い事してたらしくて、役員にバレたらしい。

       それで、役員と人事がどうしてもあいつに責任ある仕事をさせたくないみたいなんだよ」


わたくし 「そうですか…」

先輩   「悪天は前から評判が悪くてね。お前は知らないだろうけど。

       でもコネがあるからクビにはできないみたいなんだよね」




こんな感じです。分かっていただけるといいのですが。

ここでは私は当事者ではなく、単なる傍観者です。

私は何もしていないのに、勝手に悪天が堕ちていったのです。

そこをご了承ください。



悪天はこの会社では既に居場所はありません。


コネがあれば、どこかで生き延びていくでしょうが、

もう表舞台には立てません。役員と人事に握られていますから。

でも一般社員にも消費者にも分からないかもしれません。



そして、悪天はこんな裏事情は知りません。

「なんで俺がはずされたんだろ?」くらいにしか思ってないはずです。

でも何かあれば、法の世界から放り出されるでしょう。



舐めてはいけません。

日本をリードする人達はそんなに馬鹿じゃありません。

今の日本を背負って立つ企業のトップは、

「プロジェクトX」みたいな、モノ作りの苦しさと喜びと誇りを知っている人達です。

私はそんな日本のボス達を誇りに思います。



楽天も国内では、amazonにもyahooにもし得なかった偉業を達したのだから、

もっと誇りを持てば良かったのにと思う。


誇りとか道理って、一番大切な事だ。


だから、それをないがしろにした楽天はダメだったんだよ。きっと。

出店者をなんぼでも搾取できる奴隷とか「俺たち小作人だから」って自嘲できるまで

追いやったことが間違ってたんだと思うさ。


リンクシェア(米国)は、楽天に買収されたとき、

野球のオーナーって、米国ではすごく誇りだって、

楽天イーグルスのユニフォームを皆で来て喜んだそうだ。


楽天はもしかしたら、日本が誇れる企業になってたかもしれないのに。

そこが心残りです。