りーほー。台湾とあくしゅするお店~AkuShu~の店主、上野晶子です。
先日、台湾のニュースを見ていたら、心ひかれるパンを発見しました。
かわいいルックスにメロメロ。子どもも喜びそうなパン。
それが西瓜吐司(スイカトースト)!!
台湾の人たちはスイカをジュースにしたり、そのスイカジュースに牛乳を入れたりしていただくのが大好き。
つねづね、台湾人ってスイカをそのまま食べることのほうが少ないんじゃない?と思っていました。
そして本当にスイカはそのまま食べるものではなかったのです。笑
思わず笑顔になってしまうスイカパンがこちら。
とってもキュートなルックスで見ているだけでうれしくなりますど
黄色・赤とありますがどちらもスイカ味。皮は抹茶味のようです。
この発想!この形!ありそうでなかった。すごいアイディア。
そして、人気もすごいことになっています。
オンラインで予約を受け付けているようですが、予約はすでに来年の2月前半の分まで埋まっているとのこと。
現在台湾は猫も杓子もスイカトースト~らしいですよ。(本当でしょうか?)
下記は台湾のTV局が取材したスイカトーストの紹介画像です。
爆発的に人気が出たスイカトーストですが、人気が出てちょっと困ったことが起こりました。
私たちのほうがオリジナルだ!という香港のお菓子屋さんが、Facebook上で台湾の「幾米烘焙手創坊」を名指しで批判し始めたのです。
幾米烘焙手創坊のFacebookページにも香港の業者からの「ここのはパクリだ」という投稿があふれしまいました。(ちょっと粘着質だなと感じるくらい。)
「こっちのほうがオリジナルだ」、と思っているほうからすれば面白くないのはわかりますが、あまり騒ぎすぎると逆効果な気が・・・。
香港の業者が抗議しているということもニュースになってしまっていますし。
そういう意味では、台湾の幾米さんのところはとてもスマート。
「私たちはオリジナル商品として礁溪でスイカトーストを作り始めました。何を以てオリジナル・開発者というのか私たちはわかりません。今、わかっているのは香港にもスイカトーストを作っている業者がいるのだということです。私たちは自身の見聞の狭さを知りました。」
という旨のことを述べていらっしゃいます。
相手を批判せず、しっかりと主張をして、あとは消費者に判断してもらう。
商売を始める(ている)ものとして、学ぶべきところがある対応だと思います。
(あ、でも双方のメッセンジャーでのやりとり貼り付けちゃってるな。。。うーん双方反面教師でしょうか。)
せっかくの面白い商品。
みんなで大事に育ててもらいたいですね。
そして、願わくばクロワッサンやメロンパンのように「スイカトースト」も日本で発売~なんてことになればいいのにな。
幾米烘焙手創坊のFacebookページ