このブログ記事は
の時知多市民族博物館で調べたもの
※知多市歴史伝承シリーズ3
佐布里池


現在の櫻鐘地蔵尊
同じ位置とは思えない変貌ぶり。
清龍と白蛇の伝承

その真ん中に清龍権現という小さな祠があり、加世端池を守っている青い龍が祭神だと伝えられている。
その神様は雨乞いの神様で、大和国宝生山龍穴神社の分神であると言われている。
部落のお百姓は日照りが続いて畑の栗や豆がしなびて枯れかかったり、田んぼの稲がしなびたりすると、誰れ伝うこともなく雨乞いの相談が始まる。
太陽が西に沈み暗闇になる頃、村人達は御供物を持って、笛を吹きながら御参りを続ける。
すると必ず御利益があり雨が降ったという。
現在清龍神社は工業用水の佐布里池の中に入ってしまったのでその跡に石碑が建てられている。
また権現様は多度神社に合祀されている。

こちらは清龍が白蛇バージョンの話。
清龍の伝えと内容がほぼ同じ。
略………太陽が西に沈み暗闇になる頃、村人達は御供物を持って、笛を吹きながら御参りを続ける。
雨乞いをすると白蛇様が天にのぼり雨を呼んだと言われている。
白蛇様は滅多に現れず、姿を見たものは驚きと恐怖のあまり仕事も手につかず休んでしまい、熱を出し床に伏せたという。
善人は家運益々繁盛し子孫も栄え、悪人はそれから不幸が続いたと伝えられている。
以上
要するに
二つのお話から考えると…
その神様のお姿が青龍様に見えたり、白蛇様に見えたりだったのではないでしょうか??
青龍様もしくは白蛇様がいらっしゃったと言うことです。
火のない所に煙は立たない。
待池(まちいけ)

待池地蔵尊




















