カットしたイプの中身は、こんな感じです。
これがなかなか重労働。
ほじっては、
暴風で削った中身が舞い散り頭に降りかかっても作業は続きます。
でも、このワーク専用に開発したのでしょうか、専用の器具があって、これがめちゃめちゃ掘りやすい!
私はハワイでイプ製作をした事があるのですが、その時は砂浜に落ちてる流木を拾って中身を掘り出したので、全然ほじれなくて苦労しました。
このヒロ先生の器具は、底を掘る用、側面を掘る用など種類も豊富で、さすが楽器製作の専門家、よく考えられているなぁと感動しました。
ようやく掘り作業が終了した後は、
テントに戻ってカウラを編みます。平織りの4つ編みを習いました。
そして、ここも凄い!!!
なんと本物のククイの実を割って、オイルを抽出しました。てっきり市販のククイオイルだと思っていたので感動しました。
本当にちゃんとしたハワイアンの工程でやってくれるんですね。
そして編み上がったカウラを巻いて完成です。
最後にヒロ先生にオリマハロを唱えました。
ヒロ先生、こんな笑顔で見てくれてたんですね。
私、かなり緊張していたのですが、ばれてたかな?(笑)
みんなで集合写真。本当にありがとうございました。貴重な経験でした。
本来、フラダンサーは自分で使う楽器は自分で作るものなのです。お店で購入も出来ますが、自分で作るという事の価値をきっとみんなも感じてくれたと思います。
その工程が、最初から最後までちゃんとしたハワイアンスタイルであったこと、、、作るだけじゃない様々な知識を与えてくれたこと、、、本当にスペシャルな時間だったのですよ。
Kaʻāinapāhoehoe
この黒い模様が、滑らかな溶岩みたいで、この名前をつけました。
ちょっと長いかな、多分パァホエホエちゃんと呼んでしまうだろうな(笑)