わたし、子どもの頃から空想好きで夢見がちでした
ひとりっ子あるあるで、ひとり遊びが大の得意で友だちにも
『Rはメルヘンの国の住人だから』ってしょっちゅう言われてました
いつか白馬に乗った王子様が〜って信じて疑っていなかったし
そんな気質は子ども時代だけでなく、思春期を過ぎおとなになってからもでした
そんな夢見る夢子ちゃんのわたしのいまの口癖は
『愛で"おまんま"食べられないんだからね』
です
おまんま【御飯】 ① めし、食事をいう幼児語。 おまま。 ② 俗に、生計をたてるもの。
しょっちゅう娘に言ってます
裕福な家庭で生まれ育ち、何不自由なく過ごし、結婚生活も高年収な人と結婚したおかげで
ぜいたく三昧な暮らし
ところが
夫にボロ雑巾のように捨てられ、貧乏の極み極貧状態を経験したわたしは
愛より金な思考にチェンジされました
まだ幼かったとはいえ、裕福だった暮らしが一転どん底に落ちた経験で二女はかなりのリアリスト(現実主義者)に育ちました
とはいえ
そこはやっぱり若い女の子らしく
愛があればお金なんてと若い子特有な夢見がちなこともおもっているようで
そこでわたしがことあるごとに
『愛じゃおまんま食べられないんだからね』と
釘を刺すわけです
"愛"でおなかいっぱいになれる?
"愛"で寒さ暑さしのげる?
"愛でおしゃれできる?。。。
まさか、こんなことを自分がおもうようになるなんて
昔のわたしからは考えられません
昔のわたしがもしタイムスリップして現在にやってきたら、びっくり仰天するだろうな