夫を追い込むダメ元作戦、ウルトラCは
善意のホテルマンさん方のご協力により
（過去記事、ご参照願います）
あきらかになることとなりました
『こちらを見ていただきたいのですが』
わたしの代理人・ガンバレルーヤよしこ弁護士は
この方のそっくりさんですね
紙を掲げた
裁判官は
その紙をメガネをずらし凝視し
近くの事務官に
なにやら話しかけていた
事務官は裁判官の言葉に
うなずき、席を立ち
よしこ弁護士のところに行き
その紙を受け取り
裁判官に渡した
裁判官はその紙をしばらく見つめ
『なるほど
わかりました』と
大きく頷かれた
夫の方の代理人・小太りきつね弁護士は
わかりやすく狼狽して
右往左往していた
きっと頭の中は
なんだあの紙は？
よくわからないが
きっとわれわれにとって
不利なモノに違いない
こんなふうにでも思ってたんじゃないかな〜
よしこ弁護士は
『追加で、Mさんの不貞の証拠を裏付ける証拠を提出いたしました
お相手の、Ｎ美さんと
私的な旅行に行かれ
本人は否定されましたけど
同室に泊まられた決定的な証拠となるものです』
『こちらを見ていただければ
一目瞭然ですので
わたしから、申し上げることは
これ以上ありません
尋問は以上です』
よしこ弁護士は
夫をまっすぐ見てそう言った
いよいよ
わたしが小太りきつね弁護士に
尋問される番がやってきた〜