1分間の動画の中に、プロの音楽家にしかわからないような、ツウ好みのこだわりを徹底的に放り込んだ結果、アメリカの音楽プロデューサーが気に入ってジャスティン・ビーバーに紹介され、世界中に拡散したということらしい。
著者が伝えたいことを、目次の項目として簡潔にまとめられているので紹介。
◇スキマで生き残る
№01:勝負するため外に出て行く
・新しい場所へ出て行け
№02:スキマを見つける
・自分はどこでなら勝てるのか見極めろ
№03:自己評価より他者評価
・熱狂と冷静・自分と他人を往復しろ
№04:転校生のままでは笑いはとれない
・知られることを意識せよ
№05:「くだらない」にこそ価値がある
・自分の仕事の意味を考えろ
◇誰にもわからないこだわりと
誰にでもわかる伝え方
№06:裏と裏を掛けるとメジャーになる
・こだわりを徹底せよ
№07:パッと見のわかりやすさと徹底的なこだわり
・本物に届けろ
№08:なんでvsどうせ
・人生の主人公になれ
◇技術がヒットを生む
№09:全ては「間」が決める
・「間」を支配せよ
№10:「大きい音」が感動を生む
・「音」を支配せよ
№11:見えないものを見せる力
・見せたいものを明確にせよ
№12:お客さん目線を常に持とう
・人からどう見られているかを忘れるな
№13:情報量を引き上げるための編集技術
・「おもしろい」の基準は時代によって変わる
№14:過去の技術の蓄積はいずれつながる
・無駄な経験はひとつとしてない
◇世界でバズる方法
№15:デジタル技術の進化がスターを作る
・ルールができる前にポジションをとれ
№16:未知の世界に軸足を移す
・見よう見まねでやってみろ
№17:バズる3条件
・多面的、一極集中、スピーディー
◇世界と向き合うコスプレ力
№18:別人・ピコ太郎が世界に出て行く
・コスプレ気分で恥を捨てろ
№19:熱いことに恥ずかしがらない
・熱いことをバカにするな
№20:世界のどこでも自分は自分
・合わせなくても大丈夫
◇最終的には愛なのさ
№21:愛を与える者が一番強い
・give・give・give
№22:愛こそ最強の法則
・人を支えてくれるのは愛しかない
ここまで考えていたとは、著者は凄い熱意だな。
それに比べて、筆者は生半可な熱意だったため、老いによる体力低下とコロナ禍が重なり、漠然とした将来が見通せなくなって、読書しても読了日記が書けなかった。
やっと気力が戻って久々に読了日記を書いたけど、どうかなぁ。