○副都心線歩き旅・その8 | 悪の司令官の耳目思記(じもくしき)

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外出した時のことを題材に思ったことなどを、書いていきます。

 東郷神社から明治通りに戻り渋谷方面に進むと、急に人口密度が高くなってきた。

 実は、東郷神社の横にある道が竹下通りであり、横目で覗くと、その日も若者で埋まっていた。

 明治通りの歩道も若者が多く、芋を洗うような人混みを抜けて……


 次がゴールなのだが、疲れた身体が糖分を求めているので、歩き旅終了直後にスイーツ休憩をしようと考えながら、なんとか……


 渋谷駅に、とうちゃこ~。
時刻は、15時38分だった。

 何処かでスイーツ休憩しようと、近場にあるカフェの店頭メニューをチェックするが、身体が求めているスイーツとは違ったので、そのまま明治通りを進むと、バスターミナルがあるJR渋谷駅東口が見えてきた。

 そういえば、反対側のスクランブル交差点の先にあるビルの中に、確かEテレの対談番組のロケで使われたカフェがあったはずと思い、ハチ公像が横目に見える場所に来て、そのカフェがあるビルを見上げると、7階にガストを発見!

 人混みをすり抜け、スクランブル交差点を渡って、渋谷駅前ビルのエレベーターで、7階にあるガスト渋谷駅前店に直行。

さすがに混雑しており、名前を書いて待つことになったが、こういう時の「おひとりさま」は効力を発揮。

 真っ先に、ブラインド越しにスクランブル交差点を見下ろせる窓際の席と、最大90分の利用時間を与えられた。

 メニューで悩んだ末に、選んだのはフリードリンクと……

 一息ついたところで、渋谷駅に近い銭湯へのルートを最新版の銭湯マップで確認すると、再び明治通りを進んだ先にあることが判明。

 16時20分に清算し、再び反対側のJR渋谷駅東口から明治通りを恵比寿方面に進み、歩道橋を渡って並木橋の横に来ると、橋のたもとに公衆トイレが。

 実は、東京で橋のたもとに公衆トイレが多い理由は、1964年の東京オリンピックを機に数多く整備されたレガシーであるらしい。

 さらに進んで、スーパーの「ライフ」が見えてきた頃になって、どうやら行き過ぎたことに気づいた。

 仕方なく、地図アプリでルートを確認すると、どうやら先ほどの公衆トイレがあった並木橋を渡るらしい。

 道を戻って並木橋を渡りきる直前、左手にあるマンションが銭湯の場所だと橋の上の案内板が示していた。

 何処に銭湯の入り口があるのかと、川を背にしたマンションをよく見ると、今いる場所はマンションの2階であり、1階は橋の下にあった。

 軽トラが駐車してあるガレージの横にある看板で、ここがコインランドリーの入り口だと認識出来たが、銭湯の入り口は外からは見当たらなかった。

 意を決してコインランドリーの入り口を進むと、向かって右側には洗濯機や乾燥機、左側に銭湯の玄関があった。

 番台で入浴料460円を支払い、ロッカーに荷物と服を預けて、浴場へ。

 銭湯の入り口も独特だったが、浴場の配置も珍しかった。

 簡単に配置を書くと[ I日]となり、下が更衣室で、「日」が湯船で、湯船の前を横向きにカランが並び、更衣室とは反対側の壁にもカランが並んでいた。

 全身を洗い流してから、湯船に浸かって旅の疲れを癒し、帰り際に銭湯スタンプを押して貰うのであった。