ペリーの黒船来航を思わせる東京からの
転校生ユースケの喋り方は

僕ら大阪の人間からすると
気取って見えましたえー

僕さ~」と普通に話すのです。
それがボクサーと掛けてのシャレなら
まだしもオチも無く、
普通に会話を終わるのです。

会話をしていると
何かバカにされているように
感じるんです。

よく、みんなから追い掛け回されている
姿を目撃しました雷

ある日のことですが、
同じクラスのスカート長めで
いつも腕まくりに聖子ちゃんカットの
ヤンチャなMという女子に
ユースケが話しかけました。

(家族6人がヤンキーという
エリート教育を受け
兄2人弟1人は筋金入りで
Mは下敷きに兄の仲間との特攻服姿を
挟んでいて、筆箱は「なめんなよ」で
お馴染みのなめ猫のイラスト入りでした。)


いつもの如く気取った東京弁で
話していると
突然、Mが激怒しましたハッ

僕のように優しくヘッドロックでは
許してはくれない相手です。

待て~オラ~ムキー
とM率いるアマゾネス軍団
追いかけられていました。

休み時間が終わるギリギリで
ユースケが戻ってきました。

見ると、カッターシャツは
ビリビリに破られ
無数の引っかき傷を負っていましたガーン

そこで、席に着いたユースケの一言は
ア~地獄を見た~ガーン

と言ってました。

一体ユースケに何があったのか・・??
それは、誰も知らないニヤリ