僕らの1つ上の6年にU君という
それは恐ろしい先輩がいました
小学5年で身長160センチを超え
小学6年で170センチを楽に
超えていたと思います。
髪はオールバックで常に
ポケットに手を突っ込み
肩を揺すりながら歩く恐い恐い人でした
あのキレたら止まらない武闘派の
ぶっ飛び教師山チャン(良かったら以前書いたのを見てください)と
U君が小学6年の時に殴り合いの
喧嘩になりU君優勢のうちに
先生に止められる事件もありました
同年代から避けられているのか、
僕ら5年とばかり遊ぶんです。
しかもプロレス好きのU君の
相手をさせられるんです
僕らがU君にかかっていくのは難しく
必ず誰か一人はU君に泣かされる
パターンでした!
僕はというと、
相手が6年でも関係なく
バンバン投げて藤波辰爾ばりの
攻撃もできますが
U君は怖くてアルマジロのように
丸まって防御に徹していました。
だんだん皆、U君が怖くて用事を作って
遊びを断っていました。
しかし、U君は知恵者で
ある日、仲良しの友達が家に
遊びに来たので出て行くと
な・なんと横の壁から
U君が登場しました
僕らが避けるから友達を
ダシに使って遊ぼうとする
作戦に出たのです
その後も、
5年は被害に合い続けました。
そして、とうとうU君に天罰が
下る時がやって来るのです
(続く)