老いて季節のメイクを楽しむようになった。 | 悪魔ちゃんの結婚生活

悪魔ちゃんの結婚生活

結婚前は小悪魔と呼ばれましたが、結婚して旦那への不満が爆発して悪魔となりました。
悪魔は結婚してから後悔続き…
悪魔は旦那の悪口大好き!
悪魔は旦那の家族大嫌い!
悪魔となった私は旦那と旦那の家族に復讐することを今か今かと待ち望んでいます。

若い頃はコンプレックスが際限なくあり

メイクで冒険ができなかった。

二重だけど腫れぼったい瞼は間違うと

腫れて見えてしまう赤味系、ピンク系の

アイシャドウは絶対に使わなかったし、

アイラインで囲みメイクしないと

目力なくて不安だったし、

唇は血色が良すぎてリップを塗ると

ケバい顔が更にケバくなるから、

シアー系のグロスしか塗れなかった。





コンプレックスで固定概念ガチガチで

メイクを楽しむより、いかにコンプレックス

を紛らわせるかに必死。





全て若さの象徴だったコンプレックス。

今となっては無い物ねだり…

リップ要らずの血色の良い唇は、

くすみとカサつきで濃いめのリップ無しでは

いられない。

目元は窪み、老けてみえる。

スッキリした分、季節のアイシャドウを

楽しむ様にはなったけど、窪んだ分、

シワやシミが目立ってアイシャドウに

よっては老けを加速させてる。

ファンデがのりすぎてしまって

パウダーファンデーションしか使えなかった

あの頃とは打って変わって、乾燥で

リキッドやクリームファンデ無しでは

しわっシワ。

でも、頑張って塗ると厚塗りになるから、

ファンデよりコンシーラーとルーセント

パウダー頼み。

チーク無しでも高揚した様な頬は

チーク無しでは不健康、不機嫌極まりない

顔に見える。

眉毛も描かなくて笑われる若かりし頃とは

全く異なり、だらしないおばさん。

目力アップに必死で、上下の睫毛を

これでもかとマスカラを重ね塗りし、

漆黒のアイラインで囲まないと絶対に

外に出られなかったのに、

いかにママ友や幼稚園関係者に好感度

持たれるかと、時短重視で、上はまつエク、

下はまつぱ。囲むのはアイラインではなく

アイシャドウのみ。

それもルースほんわか系。

いかに話しかけやすい雰囲気を作るか。

子供に怖がられないように。






あの頃が懐かしい。

自分の   好き   を徹底的に楽しめたメイク。

自分をより良く見せるメイク。

自己満度が高いメイク。





今、メイクは自分の為ではなく、子供の為。

子供が園で恥ずかしくないように。

怖がられないように。

友達ママと話しやすい雰囲気を作る為。

あまり目立たないように。





でも、これはこれで楽しかったりもする。

一種のコスプレ。

優しいお母さん風メイク。

園ママに絶対会わない時、

家族で出かける時は勿論、自己満度高めの

メイク。

使い分けると意外に楽しい。





若さの象徴がなくなって、老いばかりを

感じていたけど、若い時には試せなかった

色やアイテムを取り入れてみるのも楽しい。

特に、季節やイベント毎に色味を変える。

雑誌の特集通りに色を楽しむと、

シンプルな服も今っぽく見えたりする。





特に今年はアイシャドウもリップも

今まで手に取らなかった色ばかりを

買っている。

これも、大人の余裕なのか?